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2007年01月31日
市民センターは格下げ、そこへ場外舟券売り場とは
とんでもない競艇ミニ場外
丸亀市は12月議会で綾歌・飯山の市民総合センターを縮小すると決めました。そして縮小したセンターのすぐ東側になんと競艇場外発売所を持ってこようとしているのです。
合併協議で市民総合センターは手続きの窓口だけではない総合的な市民サービス、市民の意見や要望を聞き相談にも乗る場として確保することが約束されてきました。しかし12月議会の審議の中では「そんな話は知りません」と企画部長が答えているんです。
そして綾歌町としてはまちづくりの中心地へ住民にとってはなんのプラスにもならない場外舟券売り場を持ってくると言う。
「役場にパチンコ屋をつくるのか」「中学生の通学路だ」「センターの2階には図書館もある。子どもたちのことをどう考えているんだ」……市民の声です。
市は1月中に地元への説明を始めるとしています。「地元自治会の同意が前提になる」と12月議会で競艇部長が答弁しています。この話綾歌の市民は同意できないと思います。
別項は競艇部長の12月議会答弁に骨子です。
ミニ場外発売所「オラレ」についてお答えいたします。
始めに、「オラレ」とはどういうものかとのことですが、御指摘のとおり、初期投
資額を1億円までとし、財団法人競艇情報化センターが設置費用を負担し、全国で30カ所を目標に任意揚外発売所を設置しようとするものでございます。想定される規模については、自動発券・払い戻し機等が三、四台程度の小規模施設であり、初期費用を抑え、施行者の売上向上を目指し、地方公共団体の財源確保に寄与しようとするものであります。本制度は平成17年11月から平成20年10月末までの3年間の期間における支援制度となっております。設置主体は競艇情報化センターであり、施設、設備等は3年間施行者に無償貸与され、運営を行うことになります。なお、設置して3年経過後、この事業の縦続を施行者が希望したときは施設等が無償で譲漬されることになっております。また、この収益金については、その一部を活用して地域の活性化を図ることも目的の一つとされております。
そこで、設置実績でありますが、現在のところ九州の唐津競艇揚が運営する「オラレ」4個、1カ所は設置され営業されております。本年8月8日にオープンし、11月末までの営業日数は79日、売上金額は営業初日から合計6,270万円余りで、1日平均約79万円、利用者は1日平均170人程度とのことでございます。地域に対する対応としては、施設設置時に企衆トイレを設置し、地域住民が自由に利用できること、また、イベントなどの際に水回りの利用も可能とし、活用を図っているとのことであります。
次に、本市における「オラレ」の取り組みについてでありますが、小規模ではありますが、売り上げを確保する対策として、初期投資が不要な本制度については積極的に活用することは望ましいとのことから、市南部地区における市有地を活用し、 ̄三窓程度の施設を検討いたしております。今後のこととしては、場外発売所の設置については地元自治会の同意が前提となるものでありますことから、候補地や施設構想がまとまりますと地元の皆さんへの説明を行わせていただきたいと考えております。同意が得られますと、競艇情報化センターへ支援制度の申請手続を行うことになります。あわせて、施設設計、警察協議に入り、警察協議が整いますと建築確認申請、所管省庁への確認申請手続を終え、その後工事に着手という流れになると存じます。
以上、ミニ場外発売所「オラレ」の考え方、進め方を申し述べさせていただきましたが、丸亀競艇が本市財政に寄与できる施設として、施設の安定化を目指すためには厳しい現況からの脱却は必要であり、コスト構造の改善と売り上げの確保に努める必要があります。「オラレ」構想も、その手だてとして検討しているものであります。御理解、御支援を賜りますようお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。
2007年01月21日
太鼓台・民主香川1月21日号から
映画をみました。「にがい涙の大地から」(監督・撮影・編集 海南友子=かなともこ)という作品です。2005年の日本ジャーナリスト会議、黒田清新人賞を受賞したドキュメンタリーです▼戦争が終わって60年、中国の大地にはいまも日本軍が遺棄した兵器、毒ガスや砲弾が眠り続け、その被害を受ける人が後を絶ちません。映画は日本政府を相手に裁判を進めるその被害者たちの姿、生活破壊の実態をこくめいにおいます▼サンポートの小ホールに20人ばかりの観客はしんとして画面に見入りました。若いジャーナリストのまじめな仕事が心に伝わってきました▼06年の新春には、高松ではさんさん荘問題を追った瀬戸内海放送の若い記者の粘り強い取材報道が心ある人の喝采を浴びていました。また高松市の生活保護行政を告発したテレビ報道も行政に衝撃を与えていました▼この正月、耳に聞こえるのは存続の危機にある小規模作業所を何とか続けようとする父母たちが上げる悲鳴、介護認定を申請したら窓口で「電話かけられる人は介護認定は受けられない」と蹴られたとか。こういう事態や声は新聞紙面にもテレビ画面になかなか姿を現さない▼「福祉は投げ捨てと、いま自治体がおちいっている行革病から暮らし守る本来の姿を」春の選挙に勝って取り戻そう。そして平和の情報発信力も大きくしなくてはと考えました。
2007年01月12日
1月19日に丸亀市政報告会
丸亀市政報告会を開きます
とき 1月19日(金)午後7時から
ところ 市民会館第6会議室
12月議会について日本共産党丸亀市議団から報告があります。市民の声を集めて新しい年に少しでも市政をよくし・暮らしやすくするように動かしていきましょう。お寒いときですがご参加よろしくお願いします。
主催・丸亀市政を考える会
丸亀市議会おかしいよ・一括採決はいけません
丸亀市議会の議案の賛否を一括して求めるやり方はおかしい。〇六年十二月議会で綾歌・飯山両市民総合センターを縮小する議案「丸亀市行政組織条例の一部改正案」と両町の有線放送を廃止する条例が出されていました。この両案を他の18案件と一緒に採決して賛成多数で通したのです。
両案には市民から「総合センターの縮小計画撤回を求める陳情」と「飯山の有線放送の継続を求める陳情」が市議会議長宛に出されていました。審議の中でも当然多くの論議がありました。
本会議の一般質問や議案への質疑、付託された総務委員会でも市民が傍聴する中で撤回を求める意見、市の進め方への疑問など市民の声を代弁する意見も出されました。総務委員会には綾歌、飯山選出の委員が一人もいないという中で委員外発言が一件だけで賛成多数となって本会議にかかりました。
十二月十九日に開かれた本会議では提案された二十二議案、人事案件と修正案が出された一議案をのぞいて二十案件を一括で採決しました。
採決の結果は日本共産党議員団三人、市民クラブ六人が反対、一人が採決時に議場から退席しました。議員定数三十四人の多数賛成と言うことで可決されたのです。
私は議案は一本ずつ採否を問うのが当たり前の議会のすすめかただと思います。今議会では両案以外にも議論の多い給食センター関係の予算や浄化槽値上げ案などもあります。なかでも今回の総合センター縮小案は合併協議の中身をないがしろにする重大なものです。しかも委員会審議の中で市当局の責任者が「私は合併協議の中身は知らない」などという暴言を吐いているのです。本人が仮に協議の場に出ていなかったとしても記録を読み協議内容を知るのは当然の仕事です。
またこの問題では保守会派の地元議員が連名で「認められない」という趣旨の声明文を議会内で配布していることも明らかにされました。そういう事態の中で一括採決をすることは議会にとって鼎の軽重が問われるものです。
なお綾歌、飯山選出の議員さんの態度は日本共産党の中谷まゆみ議員、市民クラブの綾歌選出議員が反対しました。外に退席した綾歌の議員が一人いただけで六人が賛成しました。(「綾歌まちだより」から)
JCJ香川支部1月例会においでください
ジャーナリストかがわ
第90号2007年1月14日
久し振りにきれいな初日を見た平穏な新年といいたいが、海外派兵への「防衛省」が発、防衛大臣が誕生しました。「9条」の足元はますます揺さぶられています。
ちょっと視点を変えて、今月は文化財問題を取り上げてみます。もうすぐ奈良の高松塚古墳の壁画が解体されます。世紀の発見と騒がれた背景、文化財保存のあり方、にぎやかさにまぎれて、見失っているものはないのか、現場の分かる研究者に問題点の整理をしてもらおうと考えています。さぬき市は鵜の部山古墳を史跡指定するための調査を進めています。高松市は玉藻城天主台を発掘しています。東かがわ市の引田城跡、丸亀市の西長尾城跡も国史跡を目指しています。発掘記事のにぎやかさは「理に勝ちすぎた機械文明に反
発する情の表れか」と書いた記者がいました。みんなで考えて見ましょう。
記
とき 1月26日(金曜日)午後6時30分
ところ 茶房「四季」(高松市西の丸町)087-822-9010
テーマ 「発掘記事はにぎやか、文化財行政は今」
大久保徹也徳島文理大学文学部文化財学科助教授に聞く
おねがい 会場費と飲み物代500円をご協力ください。
○拡大運営委員会(2月17日、湯河原・新聞協会寮)総会(3月31日・東京)
rかんかん石」12月例会は報告者が急病のため、集まったものの雑談に終わりました。
同窓会報の報告に「21世紀は民主主義が広がり深まると期待したが、居心地の悪さが広がり深まる」と。「合併問題は終わっていない」と検証の確認はしたものの、自治基本条例つくりの住民参加など今ひとつ盛り上がりません。マスターから提案があった「裁判員制度」も無関心では済まされません。27日に高松市のサンポートで公聴会が開かれます。
日本ジャーナリスト会議香川支部(087ー882-2564)
〒761-8022高松市鬼無吋佐料261今岡重夫気付
メールアドレスimaokasi@md.pikara.ne.jp
2007年01月03日
元日から近石美智子参院選挙区候補とともに
丸亀市綾歌町富士見坂で新春の訴えをしました。写真は中谷まゆみ丸亀市議、私刎田鉱造と若山さんの飯山・綾歌の3人組です。近石美智子候補が撮影と言うことになります。「大企業に減税、庶民には増税という安倍内閣の姿姿勢」を鋭く追及しました。
私の前説は次のとうりです。
「新年おめでとうございます。
合併して2年がたとうとしています。綾歌町では3つのコミュニティーが新しい市としてのまちつくりにそれぞれ知恵を出し協力してがんばってきました。コミュニティーまつりや、まちつくり講演会、草刈りから花壇つくりや朝市、カーブミラー磨きまで安全安心のまちにとり組んできました。
さて新市になった丸亀市はこの12月議会で市民総合センターの人を減らして機能を縮めることを決めてしまいました。保健福祉センターからは市の職員がいなくなりがらんどうになりそうです。その一方で綾歌に、しかも市民センターの近くに競艇舟券自動販売機まで持ってくる案まで浮上しています。
これでは市民の安全安心のまちつくりに逆行しています。私たちは市民の立場でこれからも大いにものを言って綾歌町50年の歴史と伝統を活かした暮らしやすいまちをみなさんとご一緒に守り育てて参ります。どうぞよろしくお願いします。
今年は選挙の年です。国政でも地方選挙でも日本共産党は暮らし福祉を守る平和憲法を守ることを求めて全力を挙げます。夏の参議院選挙の候補者近石みちこさんを紹介します」。