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2007年01月21日

太鼓台・民主香川1月21日号から

映画をみました。「にがい涙の大地から」(監督・撮影・編集 海南友子=かなともこ)という作品です。2005年の日本ジャーナリスト会議、黒田清新人賞を受賞したドキュメンタリーです▼戦争が終わって60年、中国の大地にはいまも日本軍が遺棄した兵器、毒ガスや砲弾が眠り続け、その被害を受ける人が後を絶ちません。映画は日本政府を相手に裁判を進めるその被害者たちの姿、生活破壊の実態をこくめいにおいます▼サンポートの小ホールに20人ばかりの観客はしんとして画面に見入りました。若いジャーナリストのまじめな仕事が心に伝わってきました▼06年の新春には、高松ではさんさん荘問題を追った瀬戸内海放送の若い記者の粘り強い取材報道が心ある人の喝采を浴びていました。また高松市の生活保護行政を告発したテレビ報道も行政に衝撃を与えていました▼この正月、耳に聞こえるのは存続の危機にある小規模作業所を何とか続けようとする父母たちが上げる悲鳴、介護認定を申請したら窓口で「電話かけられる人は介護認定は受けられない」と蹴られたとか。こういう事態や声は新聞紙面にもテレビ画面になかなか姿を現さない▼「福祉は投げ捨てと、いま自治体がおちいっている行革病から暮らし守る本来の姿を」春の選挙に勝って取り戻そう。そして平和の情報発信力も大きくしなくてはと考えました。

投稿者 はねだ鉱造 : 2007年01月21日 20:43

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