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2012年02月27日
2月26日の綾歌森林公園ワークショップに
26日に開かれた綾歌森林公園ワークショップに次のような意見を提出いたしました。次回は出席します。
綾歌森林公園は元々綾歌町にとって入会地と言っていい里山であったと聞いている。現在は公園内の道を中心に整備されているが、里山としての機能はあまり果たしていない。また地域との関係でもそうなっていないと思う。
かってそうであったように例えば「こくばかき」とかを復活できればいいのだが。
そこで小中学校の環境教育と連携して入りやすい場所で【下草刈り】【国場かき】が出来ないだろうか。県がやっているドングリ銀行のやうな知恵を出せば可能ではないかと思う。コミュニティーのまちつくり事業でも取り組めるのではないでしょうか。
都市計画課公園担当さま 岡田西1084-10 刎田鉱造
2012年02月20日
綾川浄水場の1,4ジオキサンで申し入れ
発がん性があるとされ、水道水質基準が定められている化学物質、1,4ジオキサンが1月31日綾川の丸亀市浄水場(綾歌町栗熊、富熊など配水)の浄水、川の流水から検出されました。さらに2月9日には環境基準を上回る0.054㎎/㍑が同じ場所から検出されました。このことについて日本共産党県議団(樫昭二、白川容子県議)、尾崎淳一郎丸亀市議、安藤利光綾川町議らが20日香川県環境森林部に対策をただし、再び汚染を起こさないように申し入れました。
県側は過去に(平成17年)に汚染を起こした発生源である周辺6カ所の産業廃棄物処理場に立ち入り調査をし、処理場地下をパイプで通る雨水排水口の水から11mg/lという高濃度を7日に検出しました。雨水排水パイプなどに異常があると見て処分所地下を通る雨水排水パイプ入り口を閉鎖するなど対策をとりましたが 10日の調査で綾川上流の長柄ダム貯水池で高い値(0.069mg/l)が検出されています。
県側は11日から13日にかけて綾川水系の府中湖までの両岸にある井戸38地点や20日長柄ダムの4地点で調査をするなど対応を進めています。丸亀市浄水場近くの数値は14日には0.011mg/lまで下がっています。
申し入れでは当面の対策と同時に抜本対策とるように強く求めました。水道水源地域に産廃処分場が多数置かれていることそのものに問題があること、原因物質を掘り起こして撤去することも必要なことを指摘しました。
1,4ジオキサンは化学工業だけでなく繊維工業、プラスチック製造、金属製品、電気機械など広く使われているので今後しっかりした対策が求められる問題であります。
2012年02月19日
丸亀市の中卒まで入院費無料化へ。波紋広がる
高松市も丸亀市と同じ8月から入院費無料化にするとか。もう一踏ん張りして全県で中卒まで医療費すべての窓口無料化にする。そのために運動を県へ向けても進めようではないですか。
2012年02月16日
2012年2月太鼓台
「この服着ない」、クリーニング屋のおばさんがジャケット二着、冬のコート、スポーツシャツ一枚を洗濯済みの包みに入れて渡してくれた。ジャケットがひどくくたびれてどうしようか悩んでいたときなので大喜び▼後期高齢者の仲間入りをすると、服一着買うにも真剣に財布と相談しなくてはならない。年金だけ生活者である。スーパーの洋服売り場に何回も足を運び目減りするなけなしの預金通帳を穴の空くほど眺めて「またくるよ」と店員さんに声かけるのが落ち▼泥鰌より鰻が好きな日本語をしゃべるアメリカ人、NODA首相。「(統計上の消費者)物価が下がったので年金は引き下げる」。消費税は自らの発言もマニフェストも無視して「10%に引き上げる」。「冷温停止」宣言の福島2号機は温度トラブル▼3・11大津波に乗じてアングロサクソン型資本主義が押し寄せてきた。TPPで丸裸にされ、円高でむしられ、費用こっちもちの米軍再編でまた沖縄が、岩国が踏みにじられる。国民に回るお金が消え、私の財布は哀れをとどめる▼朝、たとえ寒くても使い回しのさっぱりしたジャケットにコートを羽織り、まちに出かけよう。「ストップ消費税10%」「国民が主人公の希望ある日本を」「原発からの撤退いまこそ決断を」…日本共産党のポスターを貼る。人に会えば大声で言う。「新聞は赤旗だ」、「いま出番のこの党に入って一緒にたたかおう」。(民主香川から)
2012年02月10日
水橋池の寒桜
寒さに凛として。
そろそろ見頃です。
2012年02月06日
容器包装プラスチック資源回収を 丸亀市ゴミ処理基本計画にもの申す
丸亀市一般廃棄物処理基本計画、ゴミ処理計画のことです。
2006(平成18)年に立て計画の中間目標年が2010(平成22)年です。目標の達成状況はゴミ排出量、資源ゴミ収集率は達成しリサイクル率と最終処分量は未達成となっています。その理由はその他プラスチック類の分別収集、つまり容器包装プラスチックの資源化をしないで燃やすことにしたからです。
容器包装リサイクルは旧綾歌町ですすめていました。丸亀市では収集体制などという理由で資源回収をやめてしまいましたが、全国では2010年現在1033(66.8%)の自治体が取り組んでいます。収集量も毎年着実に増えています(プラ推進協議会年次報告書)。
丸亀市がやっているサーマルリサイクル(集めて燃やす方式)では地球環境を守るどこらか、CO2を増やしているだけです。この際丸亀市は全市的にプラスチック包装材の資源回収に踏み切るときだと考えます。基本計画のリサイクル率、最終処分量の目標を達成するためにもこの方法が一番確実です。
あわせて収集業務民間委託の再検討も必要です。(新丸亀から)
2012年02月03日
年に一度の銀世界です。
年に一度の銀世界です。
2012年02月01日
豊島と内海ダム(JCJ機関紙12年1月25日号から)
豊島(てしま)。ご存じだろう。滴戸内の美しい島、産業廃棄物で名の知られたあの島だ。
2000年6月に香川県と住民会議の合意が成立。10年間かけて不法投棄された産業廃棄物(66万8千トン)は直島の処理施設で順調に処理されてきた。
ところが昨年の夏、再調査したら、廃棄物底面よりも下、さらに山側からも廃棄物が現れて90万5千トン(残存量22万2千トン、11年3月末)に増えた。
12年度末に処理が終わる予定が3年6カ月先送りということになった。処理するお金が問題になる。香川県は国の負担分を続けてもらうために特別措置法の延長を要望する、という事態だ。
島の住民はこの10年で人口1400人が1000人を切るところまで減り、高齢化率も50%という。
産廃処理後の跡地利用や島の再生をどう進めるか、見通しが立っているわけではない。
2010年の源戸内国際芸術祭では「私たちが農作業していても道をたずねる人が次々やってきた」(豊島ネットの棚田クラブの人たちの話)というほど賑わったものの、「豊かな島」を取り戻す道は平坦ではない。
同じ10年間、豊島の隣の小豆島では内侮(うちのみ)ダム建設反対運動がたたかわれている。
このダム、野党時代の鳩山民主党幹事長が「ムダな公共事業の典型」といったしろもの。堰堤は早明浦ダムより長い447㍍で計画貯水量は早明浦の300分の1106万立方メートルだ。
紅葉の名所寒霞渓の景観を破壊する点、水需要や治水からも建設する理由がわからない。
高松の県庁前で月1回、住民がとりくむ宣伝行動はすでに80回を超えている。
民主党は政権についてすく、09年12月に前原国土相が県に計画見直しを要請した。県がこれを拒否したことから国が補助金(負担金)を出すかどうかが焦点になり、住民は大臣へ申し入れ、政務宮と面会するところまで運動を前進させた。
しかし前原国土相はあっさり内海ダム補助金を認めた。まるで八ツ場ダム先取りのような行動をしたのだ。
11年12月にはダム本体コンクリート打設量10万立方メートル達成と、工事現場では大はしゃぎをした。住民側は県庁前の宣伝とともに内侮ダム収用事業認定に対する取り消し請求、企金支出差し止め請求など三つの裁判を粘り強くたたかっている。
刎田鉱造(香川支部)