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2012年02月20日

綾川浄水場の1,4ジオキサンで申し入れ

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発がん性があるとされ、水道水質基準が定められている化学物質、1,4ジオキサンが1月31日綾川の丸亀市浄水場(綾歌町栗熊、富熊など配水)の浄水、川の流水から検出されました。さらに2月9日には環境基準を上回る0.054㎎/㍑が同じ場所から検出されました。このことについて日本共産党県議団(樫昭二、白川容子県議)、尾崎淳一郎丸亀市議、安藤利光綾川町議らが20日香川県環境森林部に対策をただし、再び汚染を起こさないように申し入れました。
 県側は過去に(平成17年)に汚染を起こした発生源である周辺6カ所の産業廃棄物処理場に立ち入り調査をし、処理場地下をパイプで通る雨水排水口の水から11mg/lという高濃度を7日に検出しました。雨水排水パイプなどに異常があると見て処分所地下を通る雨水排水パイプ入り口を閉鎖するなど対策をとりましたが 10日の調査で綾川上流の長柄ダム貯水池で高い値(0.069mg/l)が検出されています。
 県側は11日から13日にかけて綾川水系の府中湖までの両岸にある井戸38地点や20日長柄ダムの4地点で調査をするなど対応を進めています。丸亀市浄水場近くの数値は14日には0.011mg/lまで下がっています。
 申し入れでは当面の対策と同時に抜本対策とるように強く求めました。水道水源地域に産廃処分場が多数置かれていることそのものに問題があること、原因物質を掘り起こして撤去することも必要なことを指摘しました。
 1,4ジオキサンは化学工業だけでなく繊維工業、プラスチック製造、金属製品、電気機械など広く使われているので今後しっかりした対策が求められる問題であります。

投稿者 : 2012年02月20日 17:25

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