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2011年05月30日

岡田小学校の改築が本格的に進みます。そこで…

 岡田小学校の改築が本格化しています。5月28日に地元の意見を聞く会がありました。秋には基本設計ができて来年度予算で工事着工となるでしょう。
 岡田小学校は児童数200人台の小学校としては理想的な規模の学校です。そこで改築にあたっては次の点をぜひ実現したいただきたいですね。
 まず30人学級を前提に各学年2クラス分の教室と高学年、低学年にそれおぞれプラス1教室の確保。いままでの施設や機能・特別教室などはすべて確保して新しい姿に作り替えていただく。
 また地域の学校として地元との交流ができる部屋を作ってもらいたい。その部屋は地域の防災施設としてに役立つと同時に、異学年間の交流や保護者との懇談にも使えるし全校生徒が集まっての給食など「食育」にも使える場所にしてもらいたい。
 最後の一点は木造校舎が望ましい。
 これが「綾歌まちだより」の考えです。みなさんのご意見をお寄せください。
(綾歌まちだより・新丸亀から) 

投稿者 : 09:58 | コメント (0)

2011年05月25日

DVD高松空襲の感想です。

高 松 空 襲 ノート  第12号
2011年
5月25日

  私はDVD「手記 空襲 1945年 高松」を見た   
世代を超えて「戦争」をつなぐ 
 水(津波)と火(戦争)の違い学ぶ

1971年、作詞・北山修、作曲・杉田二郎の『戦争を知らない子どもたち』は、第13回日本レコード大賞新人賞を受賞した。戦争を知らない若者たちは、胸を張って声をそろえて歌い続けていた。あれから40年が過ぎたが、世界ではいまだ戦争が続いている。
「手記 空襲 1945年高松」は、戦争を直接体験した当時の高松市民と戦争を知らない私たちとを繋ぐものだ。わずか22分余のDVDだが、屋島、瓦町、今新町、四番丁小学校、郷東川、八幡通り、天神前、栗林公園、中新町、御坊町という現場がなぜか迫真に迫ってくる。その時刻、その場所が私たちの日常にイメージできるからだ。
どの場面も燃えさかる赤い炎が印象的である。高松空襲は、100機を超えるB-29が市内中心部をめがけて夥しい焼夷弾を落とした。焼夷弾は対象物を火災に追い込むのが目的だ。空襲は真夜中の3時ごろから始まった。聞いた話だが、綾川町から高松方面の空は真っ赤に染まっていたという。
誰かが、東日本大震災の惨状を「まるで空襲にあったようだ」と表現していた。大震災は自然現象で、その科学的メカニズムはほぼ解明されている。ただ、現象自体を抑えることも防ぐこともできない。戦争は人間の仕業に間違いなく、はじめることも終わらせることも可能である。水(津波)と火(戦争)の決定的違いを、このDVDから学ぶことができる。                    
  (元公務員田村彰紀・綾川町)

「私はDVD「手記 空襲 1945年 高松」を見た
 深い感動を呼ぶ実体験    
 高松空襲がどんなものだったのか。空襲を生き延びた九人の人たちの「手記」の朗読を中心にしたDVDが完成した。高松の身近に知っている地名が随所に出ていて、「ここで、あそこで、あったことなのだ。」と身につまされる。
 また、朗読の背景の絵は手記が深く読み込まれていて、細部まで丁寧にえがきこまれている。その上、絵の色調が淡くやさしいパステルカラーで描かれている。
この絵だと子どもたちが抵抗無く見ることができると思った。写真などの場合、あまりにも生々しすぎて子どもたちが目を背けてしまうことがあると聞く。この点、このDVDは子どもたちへの配慮もなされ、実に見事な出来映えとなっている。
子どもから大人まで幅広い人々が鑑賞できるし、見終わった後で考えさせる内容になっている。是非大勢の人に見てほしいと思う。(元高校教師 石井雍大・坂出市青葉町) 


ストンと胸に落ちる「九条」 
「中にいる人、早く防空壕から出よ。また、蒸せ死ぬぞ。」女の子はその言葉を伝えに防空壕に行くのです。でも、壕の中の人はすでに息絶えていました。父の漁船で海に逃げた少年はB29が焼夷弾で町を焼くのを見ました。怒涛のように逃げ惑う中で、子どもの手を放してしまった母親、16歳で総ての家族を失った少年――。
 DVD「手記 空襲 1945年 高松」は証言と優しいタッチのパステル画で表されています。それが地元の人の声と巧みなカメラワークで立ちのぼるのです。
 私は学校で、高松空襲のことを教わった記憶がありませんが、初めて高松空襲の実相を垣間見た思いがしました。中新町のロータリーや栗林公園の北門あたりなどたくさんの人々が亡くなられた場所は今どうなっているのでしょう。充分なご供養ができたのでしょうか。また、終り近くに石川光陽氏撮影の東京大空襲の写真が映し出されます。それによって、高松の空襲が、広島や長崎も含めて全国250の都市で受けた空襲の一つであるのわかるのです。
そして、画面は結びます。「この戦争が終って、私たちの国は二度と戦争をしないと誓いました。それが憲法九条です。」ここで、戦争と日本国憲法とのかかわりがストンと胸に落ちてきました。被災された人々のことを思うとき、今の穏やかな日常のありがたさにも改めて気付かされます。
 私たちにつながる人々が辛い体験を言葉に記してくれました。戦争を知る世代がだんだんおられなくなっている今、一人でも多くの人々がDVD「手記 空襲」を見ていただきたいと思います。               (主婦 寒川真由美・高松市三谷町)
    

   

投稿者 : 13:15 | コメント (0)

2011年05月24日

DVD高松空襲上映会においでください

                                
  ジャーナリストかがわ第136号

2011年
5月23日
「多くの人に見てもらいたい」反響広がる
DVD「手記 空襲」を平和映画祭で一般公開
DVD「手記 空襲 1945年 高松」が反響を広げています。5月3日の平和憲法を生かす県民集会にチラシを巻き、受付で資金カンパを呼びかけました。5月28日には平和映画祭が開かれ、手記の作者が空襲体験を報告するほか、DVDを一般市民に公開します。5月例会を平和映画祭に当てたいと思います。ふるって参加を呼びかけます。
DVDの反響は大きく、好意的です。戦争を知らない世代から「初めて高松空襲の実相を垣間見た。戦争と日本国憲法の関わりがストンと胸に落ちた」といい、「実体験による手記が深い感動を呼ぶ。色調が淡く、やさしいパステルカラーがいい」という声が寄せられています。空襲体験者からも、未曾有の東日本大震災の被災風景が空襲跡の風景と重なるといいます。地元の歴史を知る上からもこのDVDを一人でも多くの人に見てもらいたいとエールが届いています。
            記
とき   5月 28日(土曜日)午後1時30分
ところ  高松市民文化センター講堂(087-833-7728)
テーマ  憲法記念「平和映画祭」
「若き女性美術作家の生涯」(ドキュメンタリー映画)同時上映
無料   DVDの普及に協力を
[かんかん石]  5月20日、高松市長にDVDの贈呈式を行い、市内の小中学校に配布しました。久しぶりに取材陣も多く、「高松空襲」がメデイアに載り、県内を巡りました。原画絵本の制作など発展的な提案が出てきています。とはいえ、まだDVD制作の経費回収の目途は立っていません。資金カンパを呼びかけます。5月例会を「原発問題で」と思いながら準備ができませんでした。近い時期に企画したいと思います。今年も7月4日午後6時に六角堂に集合して、空襲跡を歩く企画を進めています。「戦争と子ども」をテーマに、今年の8・15戦争体験を語り継ぐ集い実行委が5月31日に開かれます。
  日本ジャーナリスト会議香川支部(087-882-2564)
〒761-8022高松市鬼無町佐料251 今岡重夫気付
メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp

投稿者 : 12:52 | コメント (0)

2011年05月21日

DVD高松空襲を大西市長に手渡しました

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DVD高松空襲を大西高松市長に手渡しました。5月20日午後三時半から。市内小中学校71校に行き渡るように教育委員会のポストに届けました。
28日土曜日には高松市市民文化センター平和記念室で上映します。DVDの手記の一人間嶋さんの講演もあります。

投稿者 : 11:07 | コメント (0)

2011年05月15日

甘いサクランボです


今年は鳥さんとも共存です。

投稿者 : 18:12 | コメント (1)

2011年05月12日

11年5月 太鼓台

「中部電、株主訴訟も考慮」(毎日)、「政府の手法に抵抗、株主反発を考慮」(四国新聞)。浜岡原発の停止結論先送りの解説記事の見出しだ。電力会社は公共事業だ。それがなぜまず株主なのだ。国民のいのち優先ではないのか▼五月八日のしんぶん赤旗は「浜岡原発全停止実行を 党静岡県委署名呼びかけ」と報じ永久停止を力説。片や電力業界の「原発マネー」ばらまきを告発。この金で動く“環境派”議員は自民、民主、公明、みんな、社民の四七人だと書く▼インターネットをのぞいてみる。脱原発を説くブログも多い。「東電顧問のトンデモ原発擁護」「一気に反原発へと傾く世論。言論状況にも劇的変化が」(ブログ・きまぐれな日々)とか「脱・原子力ニッポン? を」とキャンペーンする反戦塾。原発割安神話はくずれたなど手厳しい▼科学者会議福岡支部が八九年に作った「原発事故そのときあなたはどうするか」緊急対策マニュアルが注目を集めている。九七年に原発震災という論文で浜岡原発に警告を発した石橋克彦神戸大名誉教授も『「根拠なき自己過信」の果てに』、雑誌世界五月号で「地震列島からの原発撤収を」という。大江健三郎さんは「広島の原爆犠牲者に対する最悪の裏切り」と日本の原発に強い異議を申し立てている。 原水禁止世界大会へ草の根からその声、雷鳴のように。(民主香川から)

投稿者 : 09:32 | コメント (0)