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2009年10月24日

綾歌小中学校4校の統廃合計画、小中一貫校に賛成できない

 綾歌町の小学校を統廃合して「小中一貫教育」のモデル地域にする、と報じられています。九月議会で共産党・中谷まゆみ議員が市に説明を求める質問をしました。
 教育長の答弁です。
 「現在教育の現場では『中1ギャップ』がよく取り上げられます。小学校を卒業した子どもたちが中学校生活になじめず、学校生活に不適応を起こしてしまう。丸亀市でも不登校の子が中学一年で急増する」と切り出してそのあと小中間の接続とか、楽しい学校とかいろいろいって「具体的には小中学校の施設一体型のモデル校を設置」するというのです。
 中谷議員の再質問には「ただ単に統廃合だけでは、教育に携わっている私たちとしてはマイナスだということで」と認めています。
 「学校は地域の重要な拠点施設」、「統廃合につきましては住民の皆様の意思を尊重し」、「これから地元への説明に入ってまいります」と教育長は中谷議員に答弁しています。
   ☆
 モデル校といって統廃合を進める。そうではなくて世界で教育効果がはっきりしている少人数学級、せめて30人以下学級にして地域の拠点を守ってこれからの綾歌のまちつくりに生かしていくことが大事だと思います。

投稿者 : 17:03 | コメント (0)

2009年10月16日

太鼓台(0910)

十月に入ってまず飛び込んできたうれしいニュースは「鞆の浦」景観訴訟の勝利判決だ。ヒロシマからも東京・杉並で都市の貴重な緑地「三井グランドと森を守る」運動に取り組んでいる友人からも「すばらしい判決」と喜びのメールが届いた。香川にとってもこの判決は同じように瀬戸内海国立公園の景観破壊とたたかっている小豆島・内海ダム。裁判が始まったばかりだが、大きな励ましだ▼六日には県議会で共産党白川県議が国のダム計画見直し方針を受けて「治水・利水効果のない内海ダム事業を強行することはいかかがなものか」と追及した。「河川法」のいう「住民参加」での県民的議論が必要と知事の姿勢を正したが「年度内に本体工事に入る」と知事はうそぶく。寒霞渓の景観をどう損なうか、守りに値するかどうか一目見てほしいというのは原告団長である▼十日にはオバマ大統領にノーベル平和賞、これは期待値。核なき世界への道を曲がらずに進んでいこうじゃないか。核固執、戦争大好き勢力からの雑言、暴言にひるまず一歩一歩。平和賞を盾に暴力はねのけ…そういう思いのせたニュースだ▼祭りの太鼓、獅子の鉦が澄んだ空気にのってとどく実りの秋。といっても米価は安い、野菜農家は手間賃も出ない。派遣切り、失業率。目の前は理不尽だらけだが。身近にいいニュースつくれそうな期待感の十月だ。(民主香川から)

投稿者 : 09:36 | コメント (0)

2009年10月05日

丸亀の公共交通活性化会議から

 10月1日に第3回丸亀市地域公共交通活性化協議会が開かれました 会では丸亀市の総合計画との連携した地域交通、公共交通空白地の課題などについて市が説明しました。しかし具体案の提示はありませんでした。それをうけて協議会委の出席者全員が発言しました。空白地については、飯山、綾歌の住民から意見を聞く場をつくることを強く求める声がだされました。
 また9月議会で中谷まゆみ議員がこの問題で質問しました。「いずれの業者からも地域へ出て行って声を聞くといわれている」が答弁でした。
 市民の声をきかずに具体策をつくることは出来ないと思います。協議会は飯山、綾歌でのコミュニティー対象にした聞き取りを進めるといっています。公共交通活性化事業は3年間の国庫補助事業で今根戸中に事業計画が出来ればあと二年の運行テストができます。具体案つくりを急いでもらいましょう。
 また飯山・綾歌の考える会では次のような提案もしています。

  ☆
提案

 一昨年の丸亀市コミュニティーバスの改革以来、お出かけバスなどが廃止された飯山、綾歌地域では「足の便がなくなり困っております」という市民の声が広がっています。
 そういう時期に公共交通会議が発足して市内の交通不便地域の問題も検討されていることは大変喜ばしい限りです。市民としてもできることはなんでも協力をしたいと考えています。
 綾歌・飯山地域の交通を考える時、これまでの経過から見ても空のバスをどんどん走らせるわけには参らないと思います。となると予約方式のバスまたはタクシーが現実的な手段であろうと考えられます。
 そこでデマンド方式で取り組んでいる全国の経験や専門的な研究についてぜひ勉強したいのです。たとえば四国中央市とか地域の様子や人口規模など考え合わせて成功例、または試行中のものでも行政、運営主体など、また大学などの研究者を丸亀市に招いて利用したいと考えている市民も参加しての集まりを計画したいのです。こうした勉強会をするためには公共交通会議のイニシアチ
ブは欠かすことはできません。どうぞ意のあるところお汲み下さいましてよろしくお願いいたします。

丸亀市地域公共交通活性化協議会御中

         2009年7月27日 飯山・綾歌の公共交通を考える会

投稿者 : 15:47 | コメント (0)