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2009年06月19日

09年六月太鼓台

新自由主義ってなに。市場至上主義といわれると益々それって何と思う。構造改革を掲げ小泉首相たちがやって、改革っていいじゃないと多くの人が一票投じて四年、いま化けの皮はおおかたはげた▼郵政民営化で大儲けした人たちがいて、庶民は郵便が不便になって、これからいろいろと納得できないことが起こりそうだ。もう一つ吹き荒れた小泉改革は自治体合併だ。これが何のため、誰のためだったのか見えてきている▼証券化というお化けから始まったアメリカ発の金融危機が大手自動車会社・GMの倒産となる。日本でもアメリカだよりが過剰生産恐慌となったではないか。暮らし向きでいうと雇用破壊とガソリンや穀物の値上げ、こたえてます▼新自由市議の経済運営はあかんということに大方の意見がなった。じゃあどうする。暮らしを守ルのが仕事の治体が依然「お金がない。お金がない」といってなんでもありだ。保育所は民営化、統廃合する。子育て支援は口先だけ。国保税はあげる。自治体ばかりじゃない。またガソリンがじわっと上がったり。世間にはきりがないほど「新自由主義的考え」がはびこっている▼ちょっと飛躍してここは「憲法九条と二五条」を掲げて暮らしの願いを一つ一つ実現させるために頑張ろう。公的責任でポストの数ほど保育所を。七五歳以上の医療費は無料に。高齢者医療は廃止する。払える国保税に。投機に回す金は福祉に使う。そして総選挙でその力を大きくする。(民主香川、六月二十一日号から

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第五五回原水禁四国大会IN高松

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テージと会場いっぱいの四百人が一体になった歌声が響きます。十三日から開かれた第五十五回原水爆禁止四国大会in高松です。核兵器のない世界へむけて大きく動き出した二〇〇九年、この年の世界大会へ向けて四国四県からの参加者が集いました。二〇一〇年の核不拡散条約(NPT)再検討会議への代表派遣や国際署名の各県目標を達成する決意を改めてかためあいました。
 矢野巌香川県原水筆頭代表、木場博香川県原爆被害者の会会長から歓迎あいさつと活動報告を述べたのにつづいて国に原爆症認定問題の全面解決を早くと迫る戦いの一つである、香川での原爆症認定集団訴訟について藤島猛さんが報告しました。
 徳島、愛媛、高知からも元気いっぱいの発言が出ます。とりわけ高知は青年たちが壇上に上がり若者の力で被爆者や遺族の思いを絵本にした活動を報告、大きな拍手を受けました。
 「二〇一〇年NPT再検討会議に向かって:草の根の連帯・行動で『核兵器のない世界を』の流れを加速する」と題して高草木博日本原水協事務局長が記念講演しました。「流れは変わった」と切り出した高草木さんは一九六八年の核不拡散条約以来の核兵器をめぐる世界の動きをわかりやすく解明、ブッシュ時代からオバマ大統領へ。アメリカとロシアという核大国の指導者「核なき世界の追求」を言明した意義を強調しました。
 「核兵器のない世界」を国家目標にすえたオバマ演説、中国が核兵器禁止条約を支持するといっていることなど核兵器廃絶の流れを加速する動きを紹介しました。
 北朝鮮の核開発問題では被爆国日本が非核政策をきちんととること。アメリカの核の傘からの離脱こそが解決への道と述べました。
 そして「核兵器のない世界への扉を開く」上でこれまで実証済みの草の根の力、世論の力を発揮して、非同盟諸国や新アジェンデ諸国など第二スーパーパワーを集めて二〇一〇年五月二日の「核兵器のない世界のための国際行動デー」成功へ頑張ろうと呼びかけました。
 つづいて笹岡勝共産党四国比例代表候補が四国中を走り回ってまとめた米軍機低空飛行のコースと被害について特別報告をしました。
 大会はこのあと広島で被爆した被爆ピアノ演奏会に移り胎内被爆者のピアニスト好井一条さんはじめ合唱団の音楽を楽しみました。

 大会第二日は四つの分科会がおこなわれ、高松アピールが採択されました。(民主香川六月二十一日号から)

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2009年06月11日

JCJ香川、6月例会のご案内


  ジャーナリストかがわ 第119号
             2009年6月10日
「豊島 きのう、きょう、あす」を考える
「公害調停」9周年、石井元県議に聞く
「アースデーかがわイン豊島」に島外からたくさん参加しました。「産廃処理が始まって6年、全体の40%を処理(予定では60%)、10年の処理は難しそう。しかし、最後まで見届けるつもり、二度と過ちを繰り返してはならないと発信し続ける。目指すは循環型社会」と住民会議の代表はあいさつしました。島民の高齢化が進み、酸素ボンベをつけたお年寄りの現場見学介助は痛々しいものがありました。今年の参加者は学生を中心に、子どもの姿が目に付いたのは嬉しかった。「豊島で考えよう未来ある暮らし」の夢を語る場にしてほしい。そんな話を石井亨元香川県議に聞きたいと思います。
            記
とき   6月29日(月曜日)午後7時から午後9時まで
ところ  茶房「四季」(高松市西の丸町)087-822-9010
テーマ  「豊島 きのう、きょう、あす」を考える
      石井亨元県議に聞く
 公害調停9年目 何を伝え、何が伝えられていないのか
お願い  参加者は会場費と飲み物代(500円)の協力をお願いします。
○ 第20回高松空襲跡を歩く 7月4日午前2時56分、高松市中央公園に集合
高松病院前、八本松、霊源寺池、六角堂、三角地帯、栗林公園20歩きます。
[かんかん石]  5月例会は塚本教授の憲法講義、「歴史の中の憲法を考える」をテーマに問題点整理をしてくれました。「60年安保」体験世代から時代感覚格差を感じるという感想です。「アースデー」で久し振りに産廃不法投棄現場を訪ねました。処理はまだ半分足らず、「特措法延長」が大きな課題になりそうです。生態系トラスト協会会長中村滝男さんはツルの話の中で、「今餌場は難民収容所、明治近代化のツケ、江戸時代にツルはたくさんいた」は目から鱗の指摘、豊島のメダカも「自然環境の豊かさの証明」として、「未来に残すべき生態系をどれだけバトンタッチできるかが問われている」と強調していました。
  日本ジャーナリスト会議香川支部(087-882-2564)
〒761-8022高松市鬼無町佐料251 今岡重夫気付
メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp


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