« 2009年04月 | メイン | 2009年06月 »
2009年05月30日
しんぶん赤旗読者ニュース(5月、綾歌)から
ムシロ旗が立っても
統廃合 民営化はする
新井市長がコミュニティー総会で発言
五月十七日、岡田コミュニティーの総会で新井市長があいさつの中で「選挙の前に提起したボートや学校の統廃合、幼稚園や保育所の民営化、ゴミ民営化など市民の中にいやだなと思う人がいても、ムシロ旗が立ってもすすめる。市の幹部にも話したが前進あるあるのみだ」と述べました。
また競艇場に大金をつぎ込む問題でも 「ボートのことでは飯山、綾歌では百億円つぎ込むというパンフレットが出た。見た人も多いと思うが、これは全部貯金でやる。税金はつぎ込みません。ボートのナイター開催は売り上げが伸びている。市民に還元する。」 と。
丸亀市の競艇会計は事業会計として独立しています。基金が八六億円ほどあります。貯金をでやるというのはそのことをいっているのです。基金は競艇職員の退職金などとして積み立てられているのです。市民から見て丸亀市に力を入れてもらいたいことは暮らしを守る。福祉・教育をもっと充ミの民営化など市民の中にいやだなと思実させることであって、ギャンブルにお金と力を入れてほしいのではないのだということです。
市長さん、市民がいやだと思っても暮らしや福祉にかけるお金や人手はけずって、それも民営化・つまり儲け仕事にするというのは止めてほしい、これが市民の思いです。
だから「ムシロ旗」が立つのです。
5月18日に丸亀市立保育所民営化等の方針を市の健康福祉部児童課発表しました。それによると
統廃合構想 平山・原田・塩屋北・栗熊の四保育所を統廃合の対象として名前を挙げています。そして「私立認可保育園のない綾歌地区にて1カ所を民営化する」と書いてあります。栗熊保育所を統廃合して、一カ所を民営化したら、綾歌に残る公立保育所は一つだけです。
「子育てハッピープラン」で地域の子育て支援の充実をいう丸亀市が、それに逆行する方針を決めたのです。
この問題で中谷真裕美市議にも参加してもらって「つどい」を計画したいと思います。
2009年05月22日
09年の平和行進
今年は通し行進者が2人。参加者も20人を超えました。核兵器廃絶に勢いをつけましょう。写真は岡田駅で。
2009年05月13日
5月太鼓台
「空襲通信」という雑誌がある。空襲・戦災を記録する会全国連絡会議が発行している。08年が10号で毎年7月か8月にでる。99年が創刊、米軍資料が一つの柱、各地の空襲を記録する会の報告がもう一つの柱であるる10号に「岡山県空襲史序章草稿ー年表ー」が掲載されている。岡山大空襲の本質を理解するには県下全域のの空襲を知って全容を明らかにしなくてはいけないという立場での作業である▼工藤洋三・空襲通信編集委員を迎えて先頃「高松空襲を子どもたちに伝える会」が交流集会を開いた。工藤氏は米軍資料を基にして高松空襲について解明、米軍が写した空襲時の空からの写真を示して地上の位置関係をはっきりさせる作業がまず必要であると述べた。日本の軍需産業などをほとんど壊滅に追い込んだ上で20年春から夏への中小都市焼尽くしの意味をのべた▼「市民を殺して音を上げさせる」ねらいなら原爆で「米軍の犠牲を少なくする」と同じ作戦である。子どもたちに空襲をどう伝えるか。かつて高松に戦争がきた。こんなに悲惨だった……でよいわけがない▼いまも世界で子どもたちを犠牲にする戦争がある。高松空襲の1945年から64年がたって世界はどう変わろうとしているのか。戦争屋の巣窟・アメリカで大統領が核廃絶を語り、一歩でも踏み出そうとする時代である。今の子供たちの時代で戦争を終わりにしよう。このメッセージこそが伝えるべき内容である。(民主香川17日号から)