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2008年12月31日
あけましておめでとうございます
キーワードは軍縮です。暮れに「核兵器廃絶に加えて大軍縮が必要だよ」と電話の向こうからなつかしい大先輩の声が聞こえてきました。するとすぐあと「しんぶん赤旗」四面、「経済時評」が朝日の「声」欄(12月6日付け)を引いて大不況打開と軍縮のための国際会議を九条を持つ日本が世界に呼びかける構想は傾聴に値すると。みなさん憲法九条を高く掲げて我らが窮状も力に平和と繁栄の時代へ。
さて私はこの4月、丸亀市議選挙に挑戦します。自治体つぶしの平成の大合併に草の根からの反撃です。ご支援を。
2009年1月1日
2008年12月19日
12月太鼓台
住んでいる丸亀市から公用封書がきた。裏を返すと【有料広告】とあって、市内にある四つの企業のコマーシャルが印刷されている。「なんだこれ?」。市は職員に広告取りをさせているのか。そんな仕事はやめ市民サービスをちゃんとやってもらいたい▼合併して4年、職員削減が激しい。年度末にはさらに80人退職者が出るみこみでほぼ旧市の職員数になるとか。補充は原則なし。その結果たとえば土地改良の専門職員は3人、旧市の半分以下になった。しかも合併した二つのまちは農村地域である。人口も増え市域が広がりその上、国からの降りてきた仕事も加わって市民にはサービス低下、職場は労働強化、休みも満足に取れないという▼「お金がない」といいながら“なんでもする”市政である。封筒裏に企業広告とるこそくな“金もうけ”の一方、競艇場ナイター施設や防風ネット、送迎バスの駐車場には金に糸目をつけないでつぎ込む。保育所の統廃合、民営化や学校統廃合、循環バスは南北の幹線中心に縮小、周辺部は施設の空洞化……。市民の願い切り捨てはきりがない▼市長の仕事ってなんだ。平成の大合併なる国の悪政・自治体つぶしを押しつけることか。「合併してなんちゃええことなかった」と市民の怒りが広がっているが、市長は議会で「合併して何もいいことがないというようなことは耳にしておりません」と答弁した。反撃ののろしを上げようではないか。(民主香川12月21日号から)
2008年12月13日
ジャーナリストかがわ 113号(08・12・10)
どう伝える「高松の空襲」、映像化の課題
もう一度「ふるさとの戦争」を考えて見てください。
12月例会は休みます。今年夏、7月4日に行われた高松空襲跡を歩く会の証言者植田正太郎さん(公認会計士)から「高松市内の学童にあの高松空襲を伝える映像教材(約20分)を作れないだろうか」という提案がありました。空襲世代の焦りを感じますし、戦争を知らない戦後世代の親子たちに「高松空襲の実相」を知ってもらうための具体策が求められています。このプロジェクトに取り組む中で、戦争体験を語り継ぐ運動の活性化、再構築につなげられればという思いもあります。1月例会でこのプロジェクト具体化の議論をお願いしたいと思います。
映像「高松空襲」制作プロジェクト案
1 学童(小学生)対象に、「高松空襲」を伝える映像教材(約20分)を作る
「高松空襲・ふるさとで戦争を考える」(仮題)
2 制作プロジェクト(チーム)の組織化
3 プロジェクト支援委員会の組織化(チームの報告と製作方針の検討)
4 「8.15集会」に向けてデモ作品を作る(予定)
5 1月例会でプロジェクトを立ち上げる
① 構想の話し合い これまでの空襲伝承とその活動の総括、今何を学童に伝えるか、学童は今(現状分析)、実務体制(製作・普及・財政)
② 09年の「8・15戦争体験を語り継ぐ集い」への提案
7月4日の記録(意識的な歩く計画)、8・15集会でデモ作品「高松空襲」試写
[かんかん石] 11月例会は中尾忍先生の教育問題報告でした。学校統合に対する不安が広がっています。世相の閉塞感とともに、地域崩壊に繋がりかねない深刻な問題です。「人の住めない町」であすの教育を語るむなしさです。しかし、私たちは進む格差社会から逃げるわけにはいけません。戦後64年過ぎた今、孫世代の学童に「高松空襲」の何を伝えられるのか、お正月に家族で話し合ってみて見てください。
〒761-8022高松市鬼無町佐料251 今岡重夫気付
メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp
2008年12月11日
保育所統廃合撤回して下さい
丸亀市政を考える会」(細谷国子代表世話人)は八日、国保税の値上げ、保育所民営化統廃合の計画中止を求める要望書を新井哲治市長あてに提出しました。丸亀市は田中副市長が応対、考える会からは細谷代表、刎田鉱造さんら5人と共産党丸亀市議団の高田重明、尾崎淳一郎、中谷真裕美市議が参加しました。
申し入れでは市が国保税の値上げを来年度から順次実施していくと計画していることに対して①値上げでなく一般会計から繰り入れて財源をまかなうこと②国に対して総医療費の45%国庫負担に戻すよう市としても強く求めることなどを要望しました。市側は一般会計からの繰り入れはしても税率アップは避けられないなどと答えました。
保育所統廃合については市がすでに父母への説明をしている中央保育所、原田保育所、綾歌町の栗熊保育所についてそれぞれの父母から心配と抗議の声が強く出ていることを訴え計画撤回を求めました。市側はそれぞれの地元から要望が出されているのは承知しているとのべすぐ実施というわけではない。市民からの声も聞いてこれからの検討になると述べました。
この問題ではとりわけ綾歌地域では合併後市が幼稚園を含めて子育て支援策を猫の目のように変えてきたことが親たちの不信と不安をよんでいると指摘しました。民営化や統廃合でなく市が実情に即した充実した子育て支援策をつくることの必要性を強く求めました。