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2008年12月19日

12月太鼓台

住んでいる丸亀市から公用封書がきた。裏を返すと【有料広告】とあって、市内にある四つの企業のコマーシャルが印刷されている。「なんだこれ?」。市は職員に広告取りをさせているのか。そんな仕事はやめ市民サービスをちゃんとやってもらいたい▼合併して4年、職員削減が激しい。年度末にはさらに80人退職者が出るみこみでほぼ旧市の職員数になるとか。補充は原則なし。その結果たとえば土地改良の専門職員は3人、旧市の半分以下になった。しかも合併した二つのまちは農村地域である。人口も増え市域が広がりその上、国からの降りてきた仕事も加わって市民にはサービス低下、職場は労働強化、休みも満足に取れないという▼「お金がない」といいながら“なんでもする”市政である。封筒裏に企業広告とるこそくな“金もうけ”の一方、競艇場ナイター施設や防風ネット、送迎バスの駐車場には金に糸目をつけないでつぎ込む。保育所の統廃合、民営化や学校統廃合、循環バスは南北の幹線中心に縮小、周辺部は施設の空洞化……。市民の願い切り捨てはきりがない▼市長の仕事ってなんだ。平成の大合併なる国の悪政・自治体つぶしを押しつけることか。「合併してなんちゃええことなかった」と市民の怒りが広がっているが、市長は議会で「合併して何もいいことがないというようなことは耳にしておりません」と答弁した。反撃ののろしを上げようではないか。(民主香川12月21日号から)

投稿者 : 2008年12月19日 09:30

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