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2008年12月13日
ジャーナリストかがわ 113号(08・12・10)
どう伝える「高松の空襲」、映像化の課題
もう一度「ふるさとの戦争」を考えて見てください。
12月例会は休みます。今年夏、7月4日に行われた高松空襲跡を歩く会の証言者植田正太郎さん(公認会計士)から「高松市内の学童にあの高松空襲を伝える映像教材(約20分)を作れないだろうか」という提案がありました。空襲世代の焦りを感じますし、戦争を知らない戦後世代の親子たちに「高松空襲の実相」を知ってもらうための具体策が求められています。このプロジェクトに取り組む中で、戦争体験を語り継ぐ運動の活性化、再構築につなげられればという思いもあります。1月例会でこのプロジェクト具体化の議論をお願いしたいと思います。
映像「高松空襲」制作プロジェクト案
1 学童(小学生)対象に、「高松空襲」を伝える映像教材(約20分)を作る
「高松空襲・ふるさとで戦争を考える」(仮題)
2 制作プロジェクト(チーム)の組織化
3 プロジェクト支援委員会の組織化(チームの報告と製作方針の検討)
4 「8.15集会」に向けてデモ作品を作る(予定)
5 1月例会でプロジェクトを立ち上げる
① 構想の話し合い これまでの空襲伝承とその活動の総括、今何を学童に伝えるか、学童は今(現状分析)、実務体制(製作・普及・財政)
② 09年の「8・15戦争体験を語り継ぐ集い」への提案
7月4日の記録(意識的な歩く計画)、8・15集会でデモ作品「高松空襲」試写
[かんかん石] 11月例会は中尾忍先生の教育問題報告でした。学校統合に対する不安が広がっています。世相の閉塞感とともに、地域崩壊に繋がりかねない深刻な問題です。「人の住めない町」であすの教育を語るむなしさです。しかし、私たちは進む格差社会から逃げるわけにはいけません。戦後64年過ぎた今、孫世代の学童に「高松空襲」の何を伝えられるのか、お正月に家族で話し合ってみて見てください。
〒761-8022高松市鬼無町佐料251 今岡重夫気付
メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp
投稿者 : 2008年12月13日 10:40