« 2008年05月 | メイン | 2008年07月 »

2008年06月25日

シルバーが危ない

シルバー人材センターを丸亀市は一つに統合する。こんな案がでている。いまシルバー人材センターは市内に本部と二つの支部がある。支部は飯山と綾歌である。それを一つにするというのだが、なぜそうしなくてはならないのか。聞こえてくるのは本部が人手不足で、駐車場もないからという。とても合理的なわけとは思えない。
 綾歌支部はもちの木センターにあり、今の時期の草刈りも秋から冬場の剪定も順番待ちになるほど仕事があり市民に喜ばれている。それも顔見知りの人が来てくれるからこそである。もちの木センターでは内職仕事に精を出すシルバー会員さんの女性でにぎやかである。 
 どこかへ統合しなくてはいけない理由は何もない。しかも取りざたされている統合したときの事務所は飯山と坂出の境だという。不便この上ない。市民の利便性もシルバー会員の働きやすさも全然考えられていません。
 「統合」のための「統合」。市民にはサービス低下になり、もちの木センターががらんどうになる。シルバー会員さんは働きにくくなる。合併から4年、また一つ綾歌まちこわしである。許すわけにはまいりません。

投稿者 : 16:21 | コメント (0)

2008年06月12日

6月太鼓台

蛍の季節である。新聞ダネにはならないが、わがまちの水路には蛍が多い。出始めには子ども連れで網をもった蛍狩りがあぜ道で騒ぐがそれも一時。落ちついて来ると梅雨空の闇に妖しい光が舞う▼後期高齢者医療制度は廃止しかない。廃止の一点で共同をの訴えがかってない広がり、世論の力を作り出している。国会では廃止法案が参議院で可決された。自公与党は75歳で線引きして差別医療という問題の本質を見せたくないからか、保険料の引き下げ案とか一夜にしてばれる「保険料は下がる人が多い」などを次々繰り出してくる▼地方議会はどうか。私たちは年金者組合など五団体で後期高齢者制度を廃止する意見書を市議会として採択してくださいという陳情を市議会議長宛に出した。他に一団体からも出されたのだが議会運営委員会とやらで保守最大会派の「廃止」には乗れないなどの意向で正式の審査をされないまま終わりそうになっている▼どの議員が「廃止してほしい」という私たちの声に賛成だったか反対したのかをはっきりさせることがいやなのか。つい勘ぐりたくなる。こんな議会ばかりではないが、陳情は議場で議員に配布するだけとか住民の声をちゃんと扱わない議会も結構ある▼ここ何ヶ月かスーパー前で署名、街頭宣伝、座り込みに学習会と差別医療制度を追い詰める活動に取り組んできた。ぼやくよりも梅雨空の闇吹き飛ばしに「さあ行こうぜ」。(民主香川から)

投稿者 : 19:51 | コメント (0)

2008年06月11日

JCJ香川6月例会のお知らせ


 ジャーナリストかがわ第107号
2008年6月10日
6月例会のご案内
「少国民たちの7月4日」を歩いてみよう
「高松空襲」をどう次の世代に伝えるのか
 今年も7月4日が近づきました。「空襲体験を伝える最後の世代」という植田正太郎さ(公認会計士)は「高松空襲正史がほしい」と言います。「体験手記は数多く出ているが、130余人の死者と市内8割の被災を総合的に語り継ぐ共有資料が必要でないか」と呼びかけますおりしも、高松市民による戦争体験記第二集「今に伝える平和と生命の尊さ」(高松市平を願う市民団体協議会編集)がまもなく発刊されます。市民50人の新証言を収録、平和イドマップになっています。あいまいな記憶でなく、生きるよりどころを語る場が求めらています。7月4日の「高松空襲跡を歩く」企画は琴電瓦町駅東口に集合、高松市民文化ンターまで歩きます。8月15日(高松市美術館)には「イラク戦争」を巡って、「名古屋憲判決」の弁護団報告を聞き、戦争の「真実」を語り合います。

とき   6月25日(水曜日)午後7時から午後9時まで
ところ  茶房「四季」(高松市西の丸町)087-822-9010
テーマ 「少国民たちの7月4日」を歩いてみよう
      植田正太郎さんたちを囲んで高松空襲を語る
お願い  参加者は会場費と飲み物代・500円の協力をお願いします。
[かんかん石] 5月例会は石井報告で「豊島の今」を聞きました。そして、「アースデイかがわ」が豊島で開かれました。処分場ネット全国交流集会では各地の取り組みが報告されました。情報公開、住民参加、生産者責任が課題といえそうです。豊島問題も処理の遅れが次の不安を感じさせます。住民会議からは「全国のモデルとして発信し続ける」と決意が述べられていました。「支部の活動」を維持するために、会員登録(12000円)機関紙購読(3000円)の更新手続きをお願いします。
  日本ジャーナリスト会議香川支部(087-882-2564) 〒761-8022高松市鬼無町佐料251 今岡重夫気付
メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp

投稿者 : 09:36 | コメント (0)

2008年06月03日

アースディ香川IN豊島から

IMG_0179.JPG
第12回アースディかがわIN豊島、6月1日に今年も豊島一帯で開きました。
早朝の8時からの海岸清掃,環境保全活動とアマモクルーズでスタート、午前中は豊島小学校体育館で「処分場問題全国ネット交流集会」やイチゴ狩り、島めぐりと多彩な行事に取り組みました。
 処分場問題交流集会では「豊島公害調停成立8周年、無害化処理開始5周年をむかえて」と題して豊島住民会議の安岐正三さんが現状を報告しました。
「5年間の処理実績は240,039㌧で不法投棄された廃棄物の推計値592,289㌧の40.5%である。豊島の処理事業は10年の時限立法である産廃特別措置法の適用事業である。国補助金が50%出ている。いまのペースで処理が進められたら10年以内に収まらない可能性が高い。どんな事態になっても豊島住民は完全撤去以外の道はない。それはエゴではなく次の世代のためである。そのために人を育てることも大切だ。今年も8月22日から島の学校を開校します」と話しました。
 全国の産廃特措法適用事業など10カ所のさまざまな不法投棄廃棄物とたたかう市民からの報告があり、続いてこの日のテーマ「不法投棄原状回復への取り組みの現状と課題」でパネルディスカッションに移りました。パネラーの一人,村田正人弁護士(ゴミ弁連)は「豊島事件の原状回復は例外とするのがいまの行政のやり方、産廃特措法適用でも遮水壁とか覆土、浄化壁といったその場所での封じ込め策が中心になっている。これとのたたかいが大事である。また特措法の期限延長はじめ廃棄物関連法の改正も課題である。いまの不法投棄現場は安定型処分場周辺でよく起きていることからみても安定型の新設廃止にも踏み込んでいく必要がある」と当面の課題を述べました。
 150人余の参加者は午後からも生物調査、不法投棄現場や豊島住民の心の資料館見学などそれぞれの豊島を学び,楽しみました。

投稿者 : 15:01 | コメント (0)