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2006年11月22日
JCJ11月例会は盛会でした。
│ジャーナリストかがわ 第88号 │
│2006年 11月20日
11月例会のご案内 今、国際協力を考える
「ラオス教育支援を訪ねて」
あなたの「アジアからの視点」はどこにありますか。
急に冷え込み、讃岐路の紅葉も鮮やかさ増します。「北朝鮮」不安をあおる中で、国会は教育基本法改悪案を強引に採決してしまいました。「第一回香川教研」が香川大学で18日に開かれ、俳優米倉斉加年さんの「今ふつうに生きる 役に立たない人間は本当に役に立たないのか」と題した講演がありました。「いじめる側の人間がいる限り、いじめ問題はなくならない」と人間解放の教育、アホーなこだわりで強く生きる誇りと勇気を説いていました。
今こそ国際協力が問われています。会員蓮井孝夫さんの「ラオスこだわり報告」を通して、みんなで考えました。ラオスのベトナム戦争時の被害の大きさには認識を新たにしました。
記
とき 11月30日(木曜日)午後6時30分
ところ 茶房「四季」(高松市西の丸町)087-822-9010
テーマ 「今、国際協力を考える」 ラオス教育支援を訪ねて
会員蓮井孝夫(香川国際ボランティアセンター事務局長)の報告
おねがい 会場費と飲み物代500円をご協力ください。
○ 市民とジャーナリストを結ぶ12・8の集い(12月8日、東京・岩波セミホール)高橋哲
哉東大教授の記念講演「教育基本法改正の先にあるものー「美しい国」づくりが目指す危
険な企て」があります。○ 「ナヌムの家」を訪ねて報告会(12月2日午後2時、高松市
民文化センター)神戸女学院大石川ゼミの女子学生たちが向き合った「侵略と加害の歴史」
の報告があります。「かんかん石」10月例会では香川高教組の藤原誠司さんが「平和が
正義に代わる危険性」を熱っぽく教育現場から報告してくれました。あすへの確信が語れ
る場、ホンネを出して語る輪を広げなくては。集まり、語れば、勇気につながるのでは。
│ 日本ジャーナリスト会議香川支部(087-882-2564) │
〒761-8022高松市鬼無町佐料251 今岡重夫気付
メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp
2006年11月20日
映画と戦争体験を語る飯山・綾歌の集い
「映画と戦争体験を語る飯山・綾歌の集い」は11日丸亀市飯山町の北コミュニティーセンターで開かれました。集い実行委員会と9条の会・丸亀が共催したこの集いには会場いっぱいの140人が参加しました。
アメリカの公文書館から1フィート運動で取り寄せた沖縄戦の記録フィルムでまとめた映画「ドキュメント沖縄戦」を上映、続いて次ぎの世代へ伝えたい戦争体験を語り部の人からの話に移りました。
中国戦線で毒ガス、三光作戦に参加した阿河宣夫さんから無差別に殺し尽くし集落も焼き尽くした戦争の実相を手記にして寄せられ、まず読み上げました。熊本の兵舎で大空襲を受けた小松正夫さん、北千島占守(しゅむしゅ)島で 八・一五のあとソ連軍と戦闘、あげくにシベリア抑留された武田義一さんがその体験をそれぞれ壇上から語り「戦争は絶対してはいけない。憲法九条を守るために力を合わせましょう」と結びました。
飯山町の山本昌員さんは南太平洋転戦を手記に、後藤孝司さんは大阪大空襲の体験を発言、そして綾川町から参加した藤重定さんが再び戦争はしてはならないと訴えました。
発言したすべての人が九条を守ることの大切さを訴えたことを受けて最後に九条の会・丸亀の代表世話人守誠次郎さんが「憲法九条を守る運動を大きく広げていきましょう」とよびかけました。
2006年11月11日
丸亀市環境基本計画中間案へのパブリックコメント
(丸亀市の案は)環境問題全般にわたって網羅されておりますが、市民としてどこに重点を置いてとり組めばいいのかが今ひとつ具体化されていない感じがします。
例えば「丸亀市では以前よりゴミ問題への関心が非常に高く、リサイクルに関しては意識も行動力も高い水準にあります」といいながら「身の回りでできるすべての環境保全活動に対して意識をふりむけ、地域レベルの取り組みを推進していくことが丸亀の環境ひいては地球環境に体して非常に有益である」と述べています。
そういわれても市民としてはそれではどうしたらいいのだと言いたくなります。
そこで市民として市にいまとり組んでほしいいくつかのことを提案させていただきます。
①ゴミ袋を無料に戻す。これは不法投棄を減らすいい手段でもあると思う。
②容器包装リサイクルを全市に広げる。この法律には自治体負担が大きいという問題があるので、その点を法改正で改善する運動を市民的に進める。市もそれに協力する。
③雨水を散水、防水に活用するために天水尊など簡単な雨水溜を市が安価に斡旋する。
③住宅用太陽光発電の補助金を増やす。
以上4点です。
刎田鉱造(はねだ こうぞう)
(市へ提出したコメントをほぼそのまま掲載しました。丸亀市の中間案とコメントへの市の意見は丸亀市のホームページにあります。つきあわせていただければ幸いです。)