« 2015年03月 | メイン | 2015年05月 »

2015年04月26日

IMG_3119久視しのぶ.jpg
昨年8月に他界された高橋久視さん(民主文学会香川支部「さぬかいと」を中心に活躍された作家)を偲ぶ会が26日、観音寺市常磐総合コミュニティーセンターでありました。
 黙祷、献花につづいて出席者から一言がありました。白川晴司観音寺市長、倉田定宣元三野町長、三宅産業・三宅昭二さんら各界から追悼のことばをうけて30人余の参加者みんながマイクを握りました。
 「柔和な笑顔で」、「いつもおいしそうなお弁当を持ってきていて…」、「読書会での張りのある朗読は忘れられない」、「卒業式の祝辞を書いてもらった」と高橋先生の在りし日の姿が語られました。そして文学仲間は「ほんまに先生がおらんようになったのかなあ。合評会で文学談義をたたかわしたときの幸せそうな顔が浮かびます」と。
 教育現場の同僚だった人から、「教え子を戦場へ送ったらいかんで、といっている声が聞こえる」と、志を引き継ぎたいの思いを込めた閉会あいさつがありました。

投稿者 はねだ鉱造 : 20:29 | コメント (0)

2015年04月19日

戦後70年の春、又信戦没学友慰霊之碑できる

IMG_3102又信碑.jpg
又信戦没学友慰霊之碑除幕式が4月19日(日)にあった。戦後70年のことし春のいい仕事である。
 写真に見られるように見事な碑である。碑文を彫った横置きの医師の前を水が流れている。雨の日にはモニュメントから命の水が循環する仕掛けである。
 除幕式のあとの懇親会で19回卒で戦争体験者の末広春海さんが「戦死者の半数以上が餓死者であった。命を大事にしない日本軍」のことは切々と話された。このモニュメントのテーマは水、これが訴えかけていることを忘れてはいけないと思った。
 又信会(香川大学経済学部・法学部同窓会)。前身の髙松経専に学徒出陣、戦没者が多い。

投稿者 はねだ鉱造 : 18:58 | コメント (0)

2015年04月16日

太鼓台(15年3月)

共産党がすべての都道府県議会に議席を持ったのは初めてのことである。公明党が立てた候補者の全員当選を果たせなかったのも珍しいことではないか。大阪市議選、此花区で170票の差で共産党の瀬戸一正さんが公明候補に競り勝っている▼選挙の様相は一つひとつ違いがある。その選挙区ごとに様々な姿を見せるものだが、同時に、いまの政治の動きを間違いなく映す鏡でもある。戦争立法に突きすすむ安倍政治に荷担する与党・公明、真っ向から対決する共産党への有権者の味な審判である▼香川県議選挙の無投票率は65・8%、おもしろくない全国最高だ。県庁所在地・髙松で選挙がない中で定数4の丸亀が県政を語るメインステージとなった。急きょ出馬した共産党・とき一郎候補は「総選挙以上の反応だった。演説していると『自民党だがあなたに入れてきた』『福祉を頼む』『戦争はいやだ』と出てきて声をかけてくれる」という▼メディアの注目も丸亀に集まった。「保革入り乱れ混戦」「横一線、票奪い合い」「構図一変、7氏混戦」など大きく取り上げるものの肝心のオール与党県政であることやそれぞれ候補の政見、主張を書いて、有権者に判断材料を示すことはしない▼選挙はやってみて初めてわかること、つぎにいかすべきことも多い。が、いまはすぐ後半戦だ。多数激戦の髙松市議選はじめ容易でないたたかいがつづく。 (民主香川から)

投稿者 はねだ鉱造 : 06:33 | コメント (0)

2015年04月11日

とき一郎 最後の訴え

IMG_3025sa.jpg
県民いじめ、安倍暴走国政いいなりの県政を変える、とき一郎最後の訴え。綾歌町富士見坂で。

投稿者 はねだ鉱造 : 12:28 | コメント (0)

2015年04月01日

JCJ香川 2015年4月のお知らせ

総会案内
「戦後70年を考える」
  連続ゼミで、香川のひと・ことを検証
連日メディアは「戦後70年」を言います。アーカイブスで古記録の読み返しなど歴史の再発掘は新たな問題提起をしています。「8・15戦争体験を語りつぐ集い」は戦後50年で、十回の連続セミナーを開きました。20年前のエネルギーはありませんが、身辺整理をしながら、古資料から掘り出して、「こんなことがあったよ」というくらいはできないだろうか。実行委を立ち上げ、集まったものがどう広げるかを話し合えばいいのでは。
高松空襲を記録する会を立ち上げた元高校教師浄土卓也氏の最終講義が生徒のビデオ記録で残っていたといいます。同氏の原作を紙芝居「30年目の僕の遺骨」があります。紙芝居「はるちゃんとミス香川物語」は明善短大名誉教授香川温子さんの生き様です。ビデオ「ふるさとはありがたきかな」は壺井栄の記憶を会員森茂樹氏がスケッチしています。ビデオ「戦死した中学生」は高松中学校の空襲記録を植田正太郎氏がまとめたものです。
              記
とき      4月13日(月曜日)午後5時から7時まで
ところ     高松市四番丁コミセン会議室
ないよう    香川支部総会(JCJ総会の報告)
連続ゼミ「戦後70年を考える 香川のひと・こと」の打合せ
        その他
かんかん石  3月例会は梁取洋夫氏を囲んで、久しぶりに、濃密な原発情報の連射にたじろぐ思いでした。もっと時間をかけて、原発問題の裏側を整理してほしい気がしました。そんな悠長な気分は許されないのでしょう。沖縄の翁長雄志知事は普天間基地の辺野古移設を巡り、「腹をくくって」動き出しました。無視されてきた沖縄の民意を背景に、ボーリング調査の停止を求めたところ、政府は「外交・防衛に損害」と県の指示を停止しました。「改憲」に突き進む安倍内閣に対して、地方の対応が問われます。地方統一選挙が動き出しました。動きの鈍さはどうしようもありません。ささやかな支部のささやかな「モノ言う場」を支えるために、手を貸してください。
〒761-8022高松市鬼無町佐料251 (メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp)

投稿者 はねだ鉱造 : 15:39 | コメント (0)