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2015年04月16日

太鼓台(15年3月)

共産党がすべての都道府県議会に議席を持ったのは初めてのことである。公明党が立てた候補者の全員当選を果たせなかったのも珍しいことではないか。大阪市議選、此花区で170票の差で共産党の瀬戸一正さんが公明候補に競り勝っている▼選挙の様相は一つひとつ違いがある。その選挙区ごとに様々な姿を見せるものだが、同時に、いまの政治の動きを間違いなく映す鏡でもある。戦争立法に突きすすむ安倍政治に荷担する与党・公明、真っ向から対決する共産党への有権者の味な審判である▼香川県議選挙の無投票率は65・8%、おもしろくない全国最高だ。県庁所在地・髙松で選挙がない中で定数4の丸亀が県政を語るメインステージとなった。急きょ出馬した共産党・とき一郎候補は「総選挙以上の反応だった。演説していると『自民党だがあなたに入れてきた』『福祉を頼む』『戦争はいやだ』と出てきて声をかけてくれる」という▼メディアの注目も丸亀に集まった。「保革入り乱れ混戦」「横一線、票奪い合い」「構図一変、7氏混戦」など大きく取り上げるものの肝心のオール与党県政であることやそれぞれ候補の政見、主張を書いて、有権者に判断材料を示すことはしない▼選挙はやってみて初めてわかること、つぎにいかすべきことも多い。が、いまはすぐ後半戦だ。多数激戦の髙松市議選はじめ容易でないたたかいがつづく。 (民主香川から)

投稿者 はねだ鉱造 : 2015年04月16日 06:33

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