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2015年06月17日

15年6月 太鼓台


戦争法案に賛成する。そんな格好悪いことはしないで欲しい。「憲法は国の最高法規である。これに反する法律が無効なのは、改めて言うまでもない。法案の正当性が根底から揺さぶられているのだ」、徳島新聞の「安保法案」社説(6月9日)である。揺さぶられているのはこの法案を突きつけられている私たちの心である▼国会では自民党議員から党議拘束をはずせと声が上がる。地方議会でも「法案ちょっと待て」の意見書が各地で相次いでいる。「戦後70年、戦争の愚かさがしみこんだ国民が少なくなる中で、平和を真剣に再考察しないといけない」とは保守系の市長さん▼「いま若い人は音楽に映画に楽しい青春を送っていますが、戦争になったら考え方を全部同じ方向にやらされて、ハタチがきたら競争のように少年航空隊とかに入って飛行機に乗ったまま戦死するんです。そういう世の中には若い人を巻き込みたくない。若い人は安倍政権のやり方に疑問を持って考えて下さい。私の心からの気持ちです。戦争だけは絶対やめましょう」。これが戦争を経験した年代からのメッセージ▼国会包囲の集会や渋谷の若者憲法デモ、全国で繰り広げられている様々な取り組み。あなたの周りをよく見て聞いて納得して、発信しよう。格好よく「戦争法案やめろ」「憲法守れ」。(民主香川21日号)

投稿者 はねだ鉱造 : 21:06 | コメント (0)

2015年06月03日

聞いて聞いてリレートーク

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リレートーク第2弾。80ウン歳、吉川さんのお話。

 その頃は勉強がしたくてしたくて地理でも歴史でも国語も数学も全部頭にはいる、楽しい時期やったんです。それが戦争が真っ最中ですから授業なんかそこのけで麦刈りにいったり草刈りにいったり、飛行機に使う油が足らんからといって松の根を掘り起こして油をとって戦地に送ることまでしていました。子どもなりにオーそんなことまでするのかと思いながらやってきた。
 終戦になってときに大事な青春時代、12、3から15、6のいろんなことが一番頭にはいるときに勉強させてくれなかったことがくやしい。
 いま若い人は音楽に映画に好きなことをして楽しい青春を送っていますが、戦争になったらそういうようになるんですよ。考え方を全部同じ方向にやらされて、だから戦争だけは絶対してはいけません。ハタチがきたら競争のように少年航空隊とかに入って飛行機に乗ったまま戦死するんです。そういう世の中には若い人を巻き込みたくないから戦争だけは絶対反対です。若い人は安倍政権のやり方に疑問を持って考えて下さい。若い青年時代を一番大事に送って欲しいと思いますので私のお願いです。私の心からの気持ちです。戦争だけは絶対やめましょう。

 高校生たちから拍手が…。

投稿者 はねだ鉱造 : 13:01 | コメント (0)