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2006年05月24日
JCJ5月例会のご案内
5月例会のご案内 改めて憲法を考える
塚本俊之香大法学部助教授に聞く
里山の新緑が日々色を濃くしています。この季節の植物の勢いには圧倒され、身の衰えを自覚させられます。5月3日は憲法記念日でした。朝日新聞阪神支局が新庁舎に移り、あの忌まわしい事件を風化させないために公開の資料室が設けられたそうです。沖縄の米軍再編問題が30年前の西山問題(外務省機密漏えい事件)と重なってきてしまいます。
世界に誇れる「9条」が今なぜ邪魔になってきたのだろうか。今月は香川大学に赴任して間もない塚本俊之法学部助教授を迎えて、憲法をめぐる情勢について考え、語り合いたいと思います。若い法学者の立場から問題提起をして貰います。誘い合って、一人でも多くの参加を呼びかけます。
記
とき 6月2日(金曜日)午後6時30分―9時
ところ 香川県社会福祉総合センター(6階)第一研修室(835-3334)
「四季」の都合で会場を変更しました。県文化会館隣です。
テーマ 改めて「憲法改定案」を考える
「改憲」の何が問題か。自民党の改定案を検証しながら今の問題を考える。
新任の塚本俊之香大法学部助教授に聞く
参加費 500円(会場費の協力をお願いします)
「かんかん石」4月例会は石井県議を囲んで豊島問題を語り合いました。産廃処理は進められているが問題点は見えにくくなって行きます。産廃問題は終息ではなく、目には見えない形で瀬戸内各地に飛び火してるようです。医療改悪法が強行採決されるなど格差社会に追い討ちです。マスコミへの信頼、ジャーナリズムが問われています。瀬戸内海放送の「福祉と利権の構造」をめぐる一連の報道を香川支部推薦で「日本ジャーナリスト会議賞」にノミネイトする準備をすすめています。
日本ジャーナリスト会議香川支部(087-882-2564)
〒761-8022高松市鬼無町佐料251 今岡重夫気付
メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp
2006年05月21日
丸亀市政を考える会が発足
5月19日に開いた丸亀市政報告会で「丸亀市政を考える会」が発足しました。日本共産党丸亀市議団(高田重明団長、尾崎淳一郎議員、中谷まゆみ議員)と協力して暮らし福祉を守る丸亀市政をめざして力をつくすことを目的にとりくみをすすめます。
岩崎弘幸会代表は報告会の最後に挨拶にたち「憲法を暮らしに生かすというスローガンを高く掲げる丸亀市にするために力をあわせてがんばりましょう」と訴えました。
共産党市議団が市政報告会
日本共産党丸亀市議団は5月19日市政報告会を開きました。報告会にはシミ若20人が参加、尾崎淳一郎市議の挨拶に続いて、3月議会の報告として①18年度予算にみる丸亀市政③市民の声を届けてがんばったことの2点がそれぞれ尾崎、中谷まゆみ議員からありました。
丸亀市は合併以来、財政危機を強調して、このまま進めば財政が破綻する。だから行財政改革をするのだといって昨年から「集中改革プラン」をすすめてきました。その中身は人件費の比率が大きいから減らせるためと1203人の市職員を5年間で980人にする。賃金もカットする。市民サービスの担い手を2割近くも減らす。その分仕事は民間委託や指定管理者へ移して公務をもうけの対象にする。それでもまだ足りない分は「市民との協働」です。市民のボランティアでこなしていこうというわけです。
市民の負担は仕事が来るだけではない。暮らしにかかわるものへの市の補助金をカット、市税の取り立てをもっときびしくする、保育料、ゴミ有料化、お出かけバスの値上げといろいろ併せて5年間で締めて45億円をひねり出そうという作戦です。ですからこれからも値上げや負担増は次々計画されています。
一方でこれはどうかなというお金の使い方が目につきます。18年度でみると総合運動公園整備に15億5000万円、運動公園を綾歌のものも含めて全体をどうするか考えるのが先ではないか。土器川生物公園のゲートプラザ(入り口の広場のことか)に800万円、対岸の飯山側に同じようなものがある。競艇に民間人3人雇ったり、同和団体補助金・1団体に740万円だすとか。
お金がないならないなりのものつくり・建設事業のすすめ方があるはずです。ところがこれから先合併特例債を10年間で200億円を使う計画になっております。それを市議団が示した試算でみると18年度の予算額は353億円で普通建設事業費33億9000万円(9.6%)が22年度試算では予算額352億円に対して45億円(12.8%)となります。投資的経費(建設事業)に物件費(委託料や維持補修費)を加えると予算の35.5%になります。こんなお金の使い方ってありなの。
いま財政が苦しいのは何も丸亀市だけの話ではありません。市議団が示した資料を見ても県下の市、それぞれ数値に違いがあっても人件費で丸亀市が突出して悪いわけではない。公債費という借金の数値などはましな方です。
この財政難は国が地方に回す交付税は減らす。代わりの財源(税)は見合うだけ出さない。大もうけしている財界・大企業の税金は負ける。中小企業や庶民は長引く不況で税収が伸びない。それなのにアメリカにはいいなりにお金を出す。
付けを全部丸亀市民に回されては話にならない。この日の市議団の報告でも学童保育の時間を短縮案に一人お母さんが「やめて」と署名を初めて1000人あまり集めて市を動かしたことがあります。介護保険料の低所得者対策でも市議団が出した自治基本条例の修正案でも、パブリックコメントやワークショップ、声を上げられるところどこでもどんどん声を上げて市を動かして少しでも暮らしに役たつ仕事をするようにし向ける。そこで……。
(はねだ鉱造、市政を考える会へ)