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2006年06月30日
新井市長が陳謝、発言を撤回
中谷議員が6月議会議会で「答弁したことと正反対のことを実施する。こんなことがまかり通れば議会が存在する意義はありません。議会での理事者の皆さんの答弁は議員個人への回答ではなく市民全体へのお約束です。その約束をあっさり破るのでは、市民はいったい何を信用したらいいんですか。市政運営の代表者である市長はこの事態をどう認識しているのですか」と市長の考えをただしました。
市長の答新井哲二丸亀市長が日本共産党・中谷まゆみ議員への議会を否定する答弁について6月8日の市議会で「陳謝、撤回する。(議会を)軽視する考えはない」と述べました。
これは3月議会で「乳児の3ヶ月検診をこれまでどおり市内3カ所で実施すること」を中谷議員が求め健康福祉部長が再三「3カ所で実施する」と答弁したにもかかわらず、丸亀市は議会直後から2カ所で実施すると市民に周知し実行しています。
そこで弁はなんと「(議会で)いったことと違うことでも市民にとっていいことをとるのが民主主義の考え方と思う」と言うものでした。中谷議員は「議会制民主主義の根幹にかかわる発言だ(審議して決めたことが)市長の判断で変えられるのなら何のために審議しているのかわからない」と厳しく追及しました。
議会は暫時休憩となり、その後市長は「陳謝、撤回」を発言しました。日本共産党は市長の陳謝、撤回を受けて当初答弁通りの3カ所実施を引き続いて求めていきます。
2006年06月18日
高田議員が市長発言追及
日本共産党の高田重明議員は6月議会の一般質問で新井哲二市長が4月3日の定例庁議とその後の各職場での訓辞のことを取り上げました。「予算案に賛成した議員、反対した議員を見極め、賛成した議員の要望を多く受け入れ、反対した議員の言うことはあまり相手にするな」と少なくない職員が受け止めたと言うことです。複数の職員から「大変驚いた」との声が党議員団に寄せられています。
4月13日に職員組合が交渉で取り上げた結果、17日の庁議で発言を修正すると回答をしたことが21日付けの組合ニュースで報じられています。
4月26日に日本共産党議員団はこの市長発言を速やかに撤回し謝罪することを市長に求める申し入れをしました。その席で市長は「このような発言をはしていない。そう間違えた解釈をしたものもいたということだ」と明言した。そうであるなら「公の形で明らかにすること」を日本共産党が求めたのに対して「わかった」とのべました。
その経過をふまえて高田議員は市長が議会制民主主義を否定すると市の職員に受け取られる発言をしたことについてどう責任を感じていられるのかと追及しました。
市長は第一回目の庁議では予算委賛成、反対した議員について配慮してほしいといい、二回目の庁議では予算を理解していただいた上で毅然として自信を持って対応してほしいといった。私は市民の意見を十分に聞く、議会は高い次元で議論するので議会制民主主義を否定するものではない。こんごは市民との協働をすすめたいと答弁。
高田議員は「発言したとされる内容は市長としての資質、資格にかかわるものである。市長がそういう発言もしていないし考えもしていないのであればどうして誤って誤解されたのか。それも相応の人たちがそう聞いたのだから、そのことについて市長の責任はどうなのか」と再度質問。
市長はこれに対して「私の発言が職員間に伝えられる際に誤解された。職場ではいっていません。又聞きの話はちょっと控えていただきたい」との答え。
(これでは開き直りとしか聞こえません)
JCJかがわ6月例会へどうぞ
ジャーナリストかがわ 第83号
2006年
6月17日
6月例会のご案内 「特養ホーム贈収賄事件」を考える
「福祉と利権の構造」はどこまで明らかになったか
梅雨らしい天気になりました。田植えの準備も広く始まりました。香川支部は今年のJCJ賞に瀬戸内海放送が取り組む特養ホーム贈収賄事件の一連の報道を推薦しました。5月27日に放送された「報道特番」ビデオも資料として選考委員会に送りました。福祉が切り捨てられようとしている時、市民には関心の高い問題です。高松市議会「百条委員会」の審議内容が問われています。どこまで、何が明らかになったのか、まだ何が問題なのかをみんなで考えたいと思います。現場の記者に参加してもらい、意気込みや報道できない問題などを聞きたいものです。誘い合って、一人でも多くの参加を呼びかけます。
記
とき 6月30日(金曜日)午後6時30分―9時
ところ 茶房「四季」(高松市西の丸・822-9010)
テーマ 「特養ホーム贈収賄事件」を考える
「福祉と利権の構造」はどこまで明らかになったか
報道特番のビデオを見て、みんなで話し合いを深めます。
参加費 500円(会場費の協力をお願いします)
「かんかん石」5月例会は会場を急遽変更して行いました。塚本助教授の憲法講義は久し振りに勉強したという充実感を味わいました。マスコミ情報の憲法論では抜け落ちていた問題をトータルに整理してくれました。前文、9条の問題などまだ語り足りない部分があり、地方自治と憲法の問題提起もありました。9条の会アピールが3年目に入りました。会員拡大の取り組みと合わせて、支部では9条の会支持の署名を行っています。協力の署名をお願いします。そして会員登録して、意見を寄せてください。今年の8・15集会実行委員会が立ち上がりました。7月4日には高松空襲跡を歩きます。8月15日は広島平和研究所所長浅井基文さんを呼ぶことに決まりました。
日本ジャーナリスト会議香川支部(087-882-2564)
〒761-8022高松市鬼無町佐料251 今岡重夫気付
メールアドレス imaokasi@md.pikara.ne.jp
2006年06月03日
6月丸亀市議会が始まりました
6月丸亀市議会が始まりました
共産党議員団の質問予定は次のようになっています。
6月5日(月) 本会議質疑 中谷まゆみ議員
6月7日(水) 一般質問 高田 重明議員(3番目)
6月8日(木) 一般質問 中谷まゆみ議員(2番目)
尾崎淳一郎議員(3番目)
どうぞ傍聴、テレビ視聴をよろしくお願いします。
丸亀市政を考える会