« 「綾歌まちだより」から | メイン | 傍聴しましょう »

2016年02月17日

太鼓台です(16年2月)

恥ずかしい。19日号の『週刊朝日』である。「徹底比較 創価学会VS共産党」と表紙に大宣伝している。いいたいことは「共産党アレルギーの真実」らしい。これがないと困るのは自民党。その意を忖度して創価学会を道づれにした絵に描いたような「共産党はこわいぞ」記事だ▼「電波止めるぞ」の高市総務相。「1㍉シーベルトは根拠ない」の丸川環境相。違憲も反科学も承知の上で「脅し」をかけているアベ政権の閣僚並みの次元の低さだ。総理とのご飯食べが効いたのかな▼国会前でも、渋谷でも、髙松・田町でも、コールする市民と野党政治家のいい関係は広がっている。時代が音立てて動いている事実を見ようとしないで、反共で食べている札付きコメンテーターたちに語らせる手口だ。大手誌の見識をどこへやったのか▼『週刊女性』23日号、10p大特集「憲法を変えて 戦争をする国 になるの?」。読み応え十分だ。イラクで医療支援するNGO、イタリアで日系企業に勤めている人などの目から見た改憲、安保法制への声、「アメリカと一線を引けるのか、死者を出さない軍事行動はありうるのか」▼参院選をにらんだ各地での野党統一候補の擁立へ向かって動くママさんたちもフォロー。足並みをそろえられない政治屋さんを尻目に着々と歩む主権者を取材していてる。ジャーナリストの心がここにはある。(民主香川21日号から) 

投稿者 はねだ鉱造 : 2016年02月17日 18:10

コメント

コメントしてください




保存しますか?