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2014年07月26日
市庁舎建て替え問題で申し入れ
2014年7月25日、「丸亀市政を考える会」(世話人代表 細谷国子)が梶正治丸亀市長に『市役所等建設を進めるにあたっての申し入れ』をしました。
内容は次の通りです。
☆貴職の市政における日々のご尽力に敬意を表します。さて、先日「市役所等整備における基本方針」が発表されました。平成27年度中に「市役所等整備基本構想」の策定を目指す、とお聞きしています。
私ども「丸亀市政を考える会」はこの市役所等整備について、昨年10月の予算要望においても、市民の意見を取り入れる機会を多様に設けることを強く要望いたしました。その後現在にいたるまで、市民の意見を聞く機会としては、パブリックコメントが行われ、これまで例を見ない多数の意見が寄せられており、関心の高さが伺えました。しかしながら、市民全体から見れば、これはごく一部であり、多くの市民の皆さんには、いまだ市役所等の建て替えについての情報は十分届いておらず、また、意見や質問が出せる場も設定がされていません。市民の中からは「もう建設場所は決まっとんやろ」といった、自分たちの知らないところで一方的に進んでいるのではないか、という一声も聞こえています。
梶市長は就任以来、市民との直接対話を重視され、私どもはその姿勢に賛同と期待を抱いておりますが、市役所等整備というこの大事業ならばなおさら、市民とともに考えていく構えです、ということを具体的に見せることが重要ではないでしょうか。
そこで、以下の2点を改めて要望いたします。
1、 直接市民の声を聞く場としての説明会を、市内数か所で開催すること。
2、 「基本構想」においては、どこに建設するにせよ、市民の利便性、交通の便などを含めた、丸亀市全体のまちづくりとともに提案すること。
まずは、現在市として何をどこまで決めているか、これからどのように進めるのか、を市民全体対象に説明し、意見を聞く場を、早急に市の責任で設定してください。市民から出される、「ここに建ててほしい」「こういった建物にしてほしい」といった意見には望むべきまちづくりや暮らしの在り方がそれぞれ根底にあります。直接市民の意見を聞く場を設けることで、そういった部分まで汲み取って、丸亀全体のまちづくりと一体となった市役所等建設の「基本構想」を策定することを求めます。
以上。
懇談で市長は二点の申し入れないようについて『タイミングの問題があるが、やります』と答えました。
懇談に先だって市がしめした『市庁舎等整備の基本方針」では『この護アンケート調査や、学識経験者等の外部委員からなる審議会で議論していただき、27年度中に整備基本構想を策定完了をめざす』としていました。この問題では市民の意向をきちんと聞くことが一番大事と考えて申し入れました。
投稿者 はねだ鉱造 : 2014年07月26日 06:50