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2009年09月04日
香川の母親大会
第54回香川県母親大会が八月三十日、高松市総合福祉センターでひらかれました 。歴史的な総選挙の日におこなわれることになった大会には、午前中投票に投票にいったお母さんたちが続々参加して午後から「生かそう憲法・核兵器のない世界を」「ストップ 地球温暖化 」など七つの分科会をもって熱心に話し合いました。
全体会は午後2時から、オープニングの合唱に続いて安齋育郎立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長が「くらし・平和・環境・憲法をみんなでかんがえようーだまし博士のだまされない知恵ー」と題して記念講演をしました。
安齋さんは「私は国境なき手品師団の一員」などと笑いを誘いながら三枚カードのマジックやスプーン曲げを披露して人が簡単にだまされる仕組みを「私が見たのだから正しい」というのは本当だろうかとか、「思い込み」や「欲得ずくの生き方」がだましの主な入り口、油断すると「だまし」で戦争が始まるとイラク戦争やベトナム戦争を始めたアメリカのウソと戦争の目的をわかりやすく話しました。
またテレビの霊脳番組や血液と性格問題などに科学の光を当てて解明、詐欺にも政治のもだまされない生き方として価値観の発見、自然や社会に豊に働きかける主体性の確立、そしてなにより科学的世界観を持つことが大切と説きました。
歴史的な総選挙でどんな政権が生まれても、国民の問題を解決するのは水戸黄門や必殺仕事人というお上ではなく日本国憲法第12条がいうように「国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によってこれを保持しなければならない」と「不断の努力」を強調して拍手を受けました。
大会は山田フジ子実行委員長があいさつを述べ香川県母親アピールを採択して「核兵器廃絶を現実のもににすることはじめいのちと暮らしを守る運動を広げてまた来年あいましょう」と決意を固めました。
(民主香川から)
投稿者 : 2009年09月04日 15:58