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2009年01月15日
1月太鼓台
あの写真はインパクト十分だった。しんぶん赤旗日曜版1月11日号1面、年越し派遣村。炊き出し昼食に並ぶ列。「わしら戦後に空き腹かかえて並んだの思い出すよ」「連帯の炊き出し暖かそう」。配達する手にも思わず力がこもる声が相手からかえってくる。「いま国会の論戦を見ていたんだ」、「内部留保を雇用につかえという共産党の質問はその通りと思う」▼親の代から自民党に投票してきたという七十代。いつも秋には紅葉の宿へそば打ちにいくが、ガソリンが高くて今年はいけなかった。向こうから「生きとんな」と電話が来た。「これは政治災害じゃ。これまで投票した票の分自民党に返してもらわないかん」……年配の農民の本音トークも▼もう一つの重大事はパレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃だ。国連の停戦決議に従わず市民虐殺の暴力がエスカレート。世界で大不況脱出と戦争をなくすことが新しい年の緊急の課題だ。これにはしんぶん赤旗日刊紙(12月26日)にすてきな提案があった▼「憲法九条を持つ日本が率先して世界に大不況打開と軍縮のための国際会議を呼びかける」という構想(長野県の80才農業者・ある新聞の投書欄から)である。大軍縮は不法な暴力殺戮をなくすこれ以上ない有効な方法である。自動車ばかりでなくお米や食料、そして平和憲法九条を世界に輸出する日本をめざす。私の初夢。この夢に近づくためにも総選挙で日本共産党の躍進を。(民主香川1月18日号から)
投稿者 : 2009年01月15日 19:47