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2009年01月03日

お正月の訴え

 昨年はアメリカ発の金融危機に端を発して世界を巻き込んだ大不況の様相となりました。暮れには日本の大企業が次々と大量の派遣労働者や期間工を雇い止め、解雇を強行してきました。日本共産党は志位委員長を先頭に年末ぎりぎりまで「一人の首切りも許さない」「路頭に迷わせるな」と頑張ってきました。この問題では「雇用を守るため大企業の責任を果たせ」と日本経団連はじめキャノン、いすゞ、トヨタ、マツダなど幹部と委員長が会談するなど他党が出来ないことをやってきました。そのなかでいすゞ自動車は期間工の中途解雇を撤回する成果を生みました。労働者の立場に立って大企業の横暴に正面から立ち向かう「大企業にものがいえる政党」が日本共産党です。何かといえば、「大企業からものをいわれ、税金を負けたりする自公与党や、通信簿をつけてもらったりする政党・民主党など」との違いが鮮明です。
 それはアメリカいいなり、大企業中心というこの国の二つの政治悪を根本からただし「国民が主人公」の日本をめざす揺るぎない政党だからです。
 暮れの世界、もう一つの重大事はパレスチナ自治区ガザ地区へのイスラエル軍の攻撃です。既に420人越す死者が出たといいます。大不況脱出と戦争をなくすことが新しい年の緊急の課題ではないでしょうか。この問題で12月26日のしんぶん赤旗日刊紙にすてきな提案がありました。
 朝日の声欄の投書(長野県の80才の農業者)をもとにした「憲法九条を持つ日本が率先して世界に大不況打開と軍縮のための国際会議を呼びかける」という構想です。
 大軍縮は不法な暴力殺戮をなくしていく有効な道です。平和と繁栄の日本、自動車ばかりでなくお米や食料を世界に輸出できる力のある日本をめざす。私の初夢です。この夢に近づくためにも、今年中には必ずある総選挙での日本共産党の躍進にお力をお貸し下さい。
 必ずあるもう一つの選挙が丸亀市長・市議選挙。4月19日投開票が予定されてます。 
 綾歌町が丸亀市と合併して四年になります。「合併してよいことはなかった」と毎日のように聞こえてきます。なかでも「幼稚園や保育所はどうなるの。民営化とか統廃合とか心配ばかり」。このことでは12月の市議会に統廃合しないで下さいという二つの陳情が出されました。綾歌町でも栗熊が対照とされて父母のみなさんから大人に都合で区陸保育園をなくさにでというビラも配られ大きな声になっています。
 「おでかけバスがなくなってこまっている」「有線放送がなくなって何もわからんようになった」。「役場も寂れて不便になった」。暮らしにかかわる合併の後遺症は広がるばかりです。それだけではありません。12月議会では来年からの国保料の大幅な値上げが計画が明らかになりました。止めてくれという署名も始まっています。
 市民はこの4年、住みよいまちにするためがんばってきましたよ。理不尽な役場への場外舟券売り場は白紙に撤回させたじゃないですか。富士見坂のバス乗り入れも復活させましたよ。バス問題はこれはまだまだ不十分です。いまみなさんといっしょに予約乗り合い方式など市と話し合いを始めています。岡田のコミュニティーセンターから市がチャイムを勝手にのけた問題でも話し合い中です。もちの木作業所継続、シルバーセンターなど市民の力はしっかり働いています。
 私は市民のみなさんとご一緒に一つ一つのことを住民こそ主人公の立場で解決するために働きます。
 
 

投稿者 : 2009年01月03日 11:40

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