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2008年10月29日
第1回公共交通システム勉強会
10月21日夜飯山北コミュニティーで飯山、綾歌のコミュニティーバス廃止後の住民の声をうけて中谷真裕美市議、はねだ鉱造ら飯山、綾歌、垂水地域の市民有志(8人)と丸亀市生活環境部、笠井部長、生活課の森中課長ほか担当者2人で話し会いました。
市民側からは飯山・綾歌を中心にした住民の「バスを再び走らせてほしい」という強い声があること、これから検討していく空白地域の公共交通はデマンド方式であると思われると、この間の市民が全国の経験から学んできたこと、四国中央市のデマンド方式の視察結果などを披露して市の考えをただしました。
市は「デマンドタクシーかさま」の資料を配りました。現在の丸亀市コミュニティーバス4路線総てで今年4月以降乗客が増えていること。レオマ・宇多津線、綾歌・宇多津線はそれぞれ半年間に5千人強増えていると説明しました。しかし昨年10月に廃止された地域についての対策は示しませんでした。
デマンド方式についてもさまざまなやり方がある。導入するとしてもよく研究しなくてはいけないなどという一方で市が積極的に研究すると言いません。そして現在の路線に1億円近いお金がかかっておりどうやって効率を上げるが目の前の課題だとかのべ、現にこまっている交通弱者対策に取り組む意思は感じられませんでした。
市民側はこれからもデマンド方式を軸に話し合いを続けることを求め、市側も同意しています。
話し合いの中で出されたいくつかの点。①デマンドバスかタクシーか。需要がどれくらい確かかの調査をする②現在の路線の効率化にどう役立たせるかについても調査をする③バス自体の運行効率や採算だけでなく地域の活性化に役立つかどうか。まちつくりの中に位置つけることがとりわけ大事である。この③の観点が丸亀市の説明にはほとんど見られませんでした。
投稿者 : 2008年10月29日 13:56