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2008年08月18日

空気を運ぶバスに異論あり

大阪の自治研、駆け足で行ってきました。
  
 二日目の「住民生活と交通」分科会に駆け足で参加しました。綾歌町のお出かけバスが丸亀市になってあっさりとつぶされました。何とか復活させたい。これが私のテーマです。
 それにしても大阪もあつかったです。勝手知ったる大阪の町行きさえすれば何とかなると当日朝6時に坂出を出て大阪は弁天町に着いたのが九時前、探し当てた会場の前にいた人が私に「自治研参加の方ですか」という。「会場が代わりまして。OMビルです」。さあ大変天満まで地下鉄で飛んで着いたのが10時ちょっと回った頃、分科会は既に始まっていました。会場は満席、後ろの空き椅子に割り込んで一日お付き合いしました。
 各地の報告や経験は大変おもしろく多いに役立たせて頂きたいと思います。
ただ私は「交通弱者」対策とか「福祉バス」といった考えには賛成ではありません。一頃はやった「費用対効果」とか「受益者負担」という行政お得意の考えでいくと「コミュニティーバス」は存在そのものがはなから矛盾した存在であります。いま流行の思想から行政に携わる人は飛躍してもらわないとこの問題の解
決にはいきつけません。
 「いるものはいる」んです。「空バス」を走らしてとか、「空気を運んでどうするんじゃ」という声がわあっと広がります。私にいわせると、コミュニティーバスが運んでいるものは空気ではなくて「暮らしの安心」というものなのです。だから行政に携わる人、「協働」の立場でがんばる住民は空気のように広がる悪口に
おびえることなく、知恵と工夫を凝らして多くの人が納得する地域の足を確保するためにがんばりましょう。これがこの日の結論です。
 の後8月6日に中谷まゆみ丸亀市議ら綾歌、飯山の5人で四国中央市のデマンド(予約乗合)タクシーを見に行ってきました。有益でした。

投稿者 : 2008年08月18日 09:52

コメント

コミュニティバス=「暮らしの安心」、まさにその考え方が必要ですね。

地域社会の行政のあり方そのものをもう一度考えるべきだと、議論を起こすべきだと思います。高齢者切捨て的な考えが、受益者負担や制度の根本にあると思います。

四国中央市のデマンド(予約乗合)タクシーの中身はどうなんですか。中々情報がつかめません。教えてください。

有益な情報の中身が、議員のサイトに乗ればよいのですが。

投稿者 aq1947 : 2008年08月28日 12:31

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