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2008年02月12日
2月太鼓台
知事さん、市長さんに町長さん、県市町議会の議長さんが集まって「暫定税率が廃止になれば幹線道路整備や交通事故対策が凍結・休止され」とか「道路整備は必要。教育や福祉にしわ寄せしてはならない」とかいって「道路特定財源の暫定税率廃止に」反対の緊急決議をあげた。2月8日のことである▼ガソリン税など自動車関連税金は道路建設にしか使えない。それが特定財源、10年間で59兆円になる。福田首相はいろいろ国会で言い訳していたが、その半分近くは高速道路に使う計画である。通学路やバリアフリーに使うのは6%ほど▼香川県内市町の12月議会にはほとんどのところで「暫定税率維持を求める意見書」が提案され、ある市では全会一致で意見書をあげるために議会運営委員会で「反対の共産党議員は議場から退席すればよい」と議員の権利を侵す発言まで飛び出した▼いま自治体はお金がないといえばどんなことでもやれるんだと押し通す風潮がはびこっている。賃金カット、人減らし、民間委託…。福祉、教育の住民サービス低下は目に余る。税金の申告まで場所や時間を切り縮める▼道路予算は聖域だから、ムダな高速道路にもどんどんつぎ込む。そのための特定財源はやめ一般財源にして福祉・教育と同じ水準で考え、議会でも民主的に堂々と論議してやる。それがまともな政治というものでしょう。(民主香川2月17日号から)
投稿者 : 2008年02月12日 18:58