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2007年06月15日
太鼓台6月
「避けて通れない」。この言葉わが町の合併時に毎日のように聞かされた。合併を決める立場にあった町の議員さんたちが好きこのんで使った。合併をするかしないかを決めるのは住民であると住民投票を求める直接請求運動がすすめられた。これを「避けて通った」のが議員さんたちで直請求を否決してしまった▼合併して二年目に市長さんが市民総合センターという旧町役場の機能を大幅縮小したうえに丸亀競艇の場外舟券売場をこともあろうに図書館もある旧役場敷地内につくろうと計画した▼子どもたちの通学路でもあると心配した市民はいち早く反対署名に取りかかり、地元選出の市議さんたちに協力を要請しようしたら冷たい態度で「避けて通った」。来なくていいと言ったとか▼四千五百の反対署名に住民の意思ははっきりしている。「その意思に従って舟券売場構想を断念しろ」と求める主張は日本共産党市議団だけ。オール与党政治が住民の願いとどれほどかけ離れているか。よくわかる身近な例である▼国の政治でみると野党といっても民主党は,憲法九条を変えたい党。暮らし破壊の小泉「改革」を口をきわめて応援したのも民主党である。2大政党しか目にいれないマスコミの中で「いまこそ確かな野党」日本共産党の議席を一つでも二つでも増やさなくては。参議院選挙投票日まで一ヶ月とちょっと。
投稿者 はねだ鉱造 : 2007年06月15日 21:30