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2007年02月17日

太鼓台 民主香川2月18日号から

柳沢伯夫厚労相の「女性は産む機械」発言への国民の怒りが広がっています。香川県の共産党女性地方議員が高松三越前で厚労相罷免を求めてマイクで訴えたとき「その通りよ。人権侵害の発言は許せない」と若い女性。男性からも年配にカップルからも共感の声が上がりました▼柳沢厚労相は一九三五年生まれの七一歳。多感な青春時代に受けた教育は戦後民主教育です。その一期生と言っていい世代です。この世代の子育ては「ポストの数ほど保育所を」の運動とともにありました。学童保育も切り開いてきました。子育て環境つくりがたたかいだった時代の空気。知らないとは言わせません▼少子化は自然現象ではありません。政府の政策の問題です。いま時代のキーワードは男女共同参画です。そこで政府がなすべきことは自ずから明らかです▼ところがやっていることは保育所は民営化して保育料は上げる。ホワイトカラーの残業代は取り上げる。男女賃金差別は温存、子どもが減ったからと先生は減らす。隙あらば子育ても働く環境も切り縮めて、「産む機械」だから「がんばってくれ」▼安心して産める。子育てしやすい、働きやすい世の中にする。広がる怒りを力に変え、声をあげ手を携えてこの願いを実現させる運動にがんばろう。「柳沢大臣罷免せよ」改めて要求する。

投稿者 はねだ鉱造 : 2007年02月17日 13:36

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