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2006年06月18日
高田議員が市長発言追及
日本共産党の高田重明議員は6月議会の一般質問で新井哲二市長が4月3日の定例庁議とその後の各職場での訓辞のことを取り上げました。「予算案に賛成した議員、反対した議員を見極め、賛成した議員の要望を多く受け入れ、反対した議員の言うことはあまり相手にするな」と少なくない職員が受け止めたと言うことです。複数の職員から「大変驚いた」との声が党議員団に寄せられています。
4月13日に職員組合が交渉で取り上げた結果、17日の庁議で発言を修正すると回答をしたことが21日付けの組合ニュースで報じられています。
4月26日に日本共産党議員団はこの市長発言を速やかに撤回し謝罪することを市長に求める申し入れをしました。その席で市長は「このような発言をはしていない。そう間違えた解釈をしたものもいたということだ」と明言した。そうであるなら「公の形で明らかにすること」を日本共産党が求めたのに対して「わかった」とのべました。
その経過をふまえて高田議員は市長が議会制民主主義を否定すると市の職員に受け取られる発言をしたことについてどう責任を感じていられるのかと追及しました。
市長は第一回目の庁議では予算委賛成、反対した議員について配慮してほしいといい、二回目の庁議では予算を理解していただいた上で毅然として自信を持って対応してほしいといった。私は市民の意見を十分に聞く、議会は高い次元で議論するので議会制民主主義を否定するものではない。こんごは市民との協働をすすめたいと答弁。
高田議員は「発言したとされる内容は市長としての資質、資格にかかわるものである。市長がそういう発言もしていないし考えもしていないのであればどうして誤って誤解されたのか。それも相応の人たちがそう聞いたのだから、そのことについて市長の責任はどうなのか」と再度質問。
市長はこれに対して「私の発言が職員間に伝えられる際に誤解された。職場ではいっていません。又聞きの話はちょっと控えていただきたい」との答え。
(これでは開き直りとしか聞こえません)
投稿者 はねだ鉱造 : 2006年06月18日 19:52