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2006年03月01日

丸亀市、行政改革の出前講座から

 二月二五日には丸亀市の笠井健一行政改革推進室長を講師に綾歌町岡田コミュニティーセンターで出前講座が開かれました。
 笠井さんは「丸亀市集中改革プラン」(概要版)に基づいて財政状況や人員削減計画、補助金や指定管理者制度をどう進めるかなどについて述べました。財政については17年度418億円規模の予算を18年度から21年度にかけては370億円規模に減らすことを基本にすすめること。そのために1200人余の職員定員を980人にまで削減、賃金カットもする。市民サービス面では手数料や補助金の見直し、施設の民間委託、指定管理者制度、譲渡などいわゆる経費削減を最優先させること。そして「市民との協働による効率的な市政」を目標とするなどと資料で示しました。
 具体的な問題では学校給食センターについては旧丸亀の施設と綾歌のセンターを建て直して(時期は未定)その際に給食を民間委託する計画を示しました。またすでに指定管理者ににゆだねた綾歌の施設が「地元に当たらなかったことはまずかったと思っている」とのべました。これは運動公園の2面しか使えないテニスコートと畦田キャンプ場のことと思われます。これらの施設はあえて指定管理者にする必要のないも

のです。問題を複雑にしてむだ金を使うも
のでとても行政改革といえないと私は思います。
 市民からは「経費をカットしたことが後に災害の原因になり、復旧工事に何倍ものお金が必要になった例を紹介しながら、そういうことがないようにしてほしい」という強い要望がありました。
 市民総合センターの現在の3課を2課に減らす計画が伝えられていたことには「(来年度は)変わりません」と答えました。人員削減はあります。
 また同和対策補助についてどう削るか一つ一つ示してほしいという質問には明確な答えはありませんでした。

投稿者 はねだ鉱造 : 2006年03月01日 21:38

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