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2006年03月01日
共産党市議団が行革緊急報告会
市政報告会は市民会館で2月24日の夜開かれました。日本共産党議員団からまず報告がありました。それを受けて市民や市職員から発言が相次ぎました。市議団からは高田重明議員が丸亀市の財政の動向について詳しく報告しました。財政難を理由にした公共施設の民間委託や指定管理者制度の導入、さらに補助金カットや手数料などの引き上げで市民サービス切り捨てる市長の市政運営を厳しく批判しました。そして3月議会では市民の要求もとに市長に自治体としての責務を果たすように求めていくと述べました。
中谷まゆみ議員は行政改革案、自治基本条例案、地域市民活動促進基本方針案の3本柱で「行政のスリム化」「市民との協働による効率的な市政」といううたい文句で市民、コミュニティー、ボランティア団体、NPOに自治体がすべき仕事を下請けさせようとしているとのべ、市民要求を元にするのでなく市の都合優先で仕事の押しつけになるおそれが強いことを示しました。
市職員からは合併に伴って76人が降格され納得できないと15人が異議を申し立て合併を理由にした不当人事を跳ね返そうとがんばっていること。そして3月議会で全職員対象に賃下げ2%~10%が行政改革の名ですすめらようとしていることを発言しました。
市民からは市職員の働きぶりは民間と比べて甘いところもあると見える。しかし賃金カットする必要はない。優秀な人材をお金を出して集める。そして5年先、10年先の市政をよくしてこそ市の収入源が大きくなるのではないかという意見がありました。
綾歌にある火葬場や子育て施設を指定管理者制度にしたり、民間へ譲渡するなどの案には「市がするべき最小限のものまで渡すべきではない。そこを見極めてほしい」と話しました。
市長は平成20年には市が赤字再建団体に転落すると危機感をあおっているが実際どうなのか究明してほしい。「丸亀が赤字になるなら全国の多くに自治体がなるのではないか」という声もありました。
投稿者 はねだ鉱造 : 2006年03月01日 21:42