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2018年06月21日
7月4日が目の前です
2018年06月14日
太鼓台(1806)
2年前、野党共闘で世間の耳目を集めたこの二人。小川淳也さん、志位和夫委員長を迎えての共産党演説会で、細身の身体で演壇の前にでて「私の政治信条として無所属衆院議員です」と挨拶、会場から大拍手を受ける。もう一人たなべ健一さん、「ダイエット10㌔」をアピールして来年の参院選挙をたたかう態勢は万全と訴えた▼広がり深まる市民と野党の共闘には相手側もさまざまな仕掛けでかかってくる。新潟知事選挙はみごとな共闘でたたかったがいま一歩だった。まだまだオール与党型の多い知事選挙でも原発ノーでここまで追い詰めた▼大手メディアの論調は「勝てなかった野党共闘」いじめの論調が目立つ。ここぞとばかりに責め立ててくる。それも相手側の手の内、ひとつひとつきれいに反撃していくしかない。口で言うほど簡単ではないが……▼山道に入ると緑がわき出てくる。道の両側にも草丈が高い。手が届きかねている。梅雨時、田植えだけはそこそこ進んでいる。理屈より手足を動かすことが大事だと思いつつ、キーボードをたたいている▼照準は来年の夏、参議院選挙と定まっているのだから、「安倍やめろ」コールを飽きることなく攻めまくりましょう。ウソと一喜一憂、手練手管のアベ内閣総辞職を早めるために。(民主香川から)
2018年06月08日
豊島、太陽光発電。
不法投棄され産業廃棄物撤去のたたかいを続けている豊島(香川県土庄町)、撤去現場とは離れた唐櫃地域で業者による太陽光発電計画が住民とのあいだで問題を起こしている。その場所は建設残土が埋め立てられ、産業廃棄物も地下に相当量投棄されていることが明らかになったところである。
太陽光発電は経産省の承認を受けると発電事業者は設置をすすめられる。県や市町村に土地利用についての条例などがあれば別だが、通常は規制はかからない。設置する事業者名は昨年の法改正でやっと公表されるようになった。
豊島で太陽光設置計画の土地はかってリゾート開発ということで買い集められた土地だ。ところがリゾート施設にはならず砕石事業に変身してで関西新空港用の埋め立て土砂採集地にされた。海面下3㍍まで堀崩された。そのあと県から管理型最終処分場の許可を取り大阪などから建設残土、産業廃棄物を入れた。その際修景・緑化をすると業者に約束させた。しかし約束を守らなかったので地域住民が告発、有罪となった経緯のある場所である。
いま合同会社フォーレストエナジー(広島市)が750?級太陽光発電施設をすすめようとしている、唐櫃栄山地区で住民の9割が反対している。予定地に産業廃棄物が不法投棄されていると豊島連合自治会(三宅忠治議長)が刑事告発した。香川県が立ち入り調査をして事実を確認。土地所有者に撤去を求め今年1月29日から撤去作業がはじまりなお継続中だ。
住民からみると90年代のリゾート計画以来30年近くもだまされ続けてきた土地だ。
同じ唐櫃の虻山地区でもガイアパワー(徳島市)という業者が13㌶の用地を買い取りメガソーラー一万?級発電計画の建設説明会を開いた。この場所も建設残土が入れられておりその量は栄山の10倍300万立法㍍あるとされている。
休耕田となっていた棚田を再生させて2010年につくられた豊島美術館の正面に太陽光発電計画が位置することから景観の問題や、建設残土に加えて産業廃棄物の予測され、軟弱地盤が明らかなので設置後、土砂災害の心配もあることなどから住民の強い反対をうけて美術館設置者の福武財団が土地を買い取る方向でメガソーラーは止まっている。
豊島の「産業廃棄物不法投棄、終わりなきたたかい」はいまもつづいている。17年9月に産廃撤去完了式典が行われた島西側の不法投棄現場でも引き続いて新たな産廃が200トン以上も発見されている。
島東側の唐櫃地域では問題の多い土地からとにかくお金を儲けようと、産廃の「投棄」を太陽光発電への「投機」にかえる。環境を守る再生可能エネルギー・太陽光発電をお金儲けのために利用してしまう。電力を買い取るのは中国電力である。 不法投棄され産業廃棄物撤去のたたかいを続けている豊島(香川県土庄町)、撤去現場とは離れた唐櫃地域で業者による太陽光発電計画が住民とのあいだで問題を起こしている。その場所は建設残土が埋め立てられ、産業廃棄物も地下に相当量投棄されていることが明らかになったところである。
太陽光発電は経産省の承認を受けると発電事業者は設置をすすめられる。県や市町村に土地利用についての条例などがあれば別だが、通常は規制はかからない。設置する事業者名は昨年の法改正でやっと公表されるようになった。
豊島で太陽光設置計画の土地はかってリゾート開発ということで買い集められた土地だ。ところがリゾート施設にはならず砕石事業に変身してで関西新空港用の埋め立て土砂採集地にされた。海面下3㍍まで堀崩された。そのあと県から管理型最終処分場の許可を取り大阪などから建設残土、産業廃棄物を入れた。その際修景・緑化をすると業者に約束させた。しかし約束を守らなかったので地域住民が告発、有罪となった経緯のある場所である。
いま合同会社フォーレストエナジー(広島市)が750?級太陽光発電施設をすすめようとしている、唐櫃栄山地区で住民の9割が反対している。予定地に産業廃棄物が不法投棄されていると豊島連合自治会(三宅忠治議長)が刑事告発した。香川県が立ち入り調査をして事実を確認。土地所有者に撤去を求め今年1月29日から撤去作業がはじまりなお継続中だ。
住民からみると90年代のリゾート計画以来30年近くもだまされ続けてきた土地だ。
同じ唐櫃の虻山地区でもガイアパワー(徳島市)という業者が13㌶の用地を買い取りメガソーラー一万?級発電計画の建設説明会を開いた。この場所も建設残土が入れられておりその量は栄山の10倍300万立法㍍あるとされている。
休耕田となっていた棚田を再生させて2010年につくられた豊島美術館の正面に太陽光発電計画が位置することから景観の問題や、建設残土に加えて産業廃棄物の予測され、軟弱地盤が明らかなので設置後、土砂災害の心配もあることなどから住民の強い反対をうけて美術館設置者の福武財団が土地を買い取る方向でメガソーラーは止まっている。
豊島の「産業廃棄物不法投棄、終わりなきたたかい」はいまもつづいている。17年9月に産廃撤去完了式典が行われた島西側の不法投棄現場でも引き続いて新たな産廃が200トン以上も発見されている。
島東側の唐櫃地域では問題の多い土地からとにかくお金を儲けようと、産廃の「投棄」を太陽光発電への「投機」にかえる。環境を守る再生可能エネルギー・太陽光発電をお金儲けのために利用してしまう。電力を買い取るのは中国電力である。
現状では住民から見て地域にメリットがあるといえない。豊島自治連合会はこれまでに土庄町、香川県、経済産業局、環境副大臣などに反対陳情をして、今後の類似事例に対する条例制定などを求めている。地域作りに役立ってこその再生可能エネルギーではないか。(香川支部、刎田鉱造)
現状では住民から見て地域にメリットがあるといえない。豊島自治連合会はこれまでに土庄町、香川県、経済産業局、環境副大臣などに反対陳情をして、今後の類似事例に対する条例制定などを求めている。地域作りに役立ってこその再生可能エネルギーではないか。(香川支部、刎田鉱造)