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2016年09月15日

9月。太鼓台です

実りの秋、稲刈りを待つたんぼが美しい。いつもの年なら目につくコスモス、ひまわりはほとんどない。草丈高く、暴虐に生い茂った耕作放棄田が増えている。「5年もしたらコメつくるものおらんようになる」。その嘆きが着実に進んでいる▼「定年退職して農業に戻った"若手"を表彰してはどうか」、市長懇談会で提案が出た。身の回りには都会の子どもたちに引き取られていく80代がある一方、主のないたんぼに孫を連れて帰ってきた農業者が希望をよぶ▼夏の終わり、津軽でたんぼアートを見てきた。見事に区画整理された水田に白、黄色などの穂で描いた武者絵、コメつくりの心が生きている。青森米は「青天の霹靂(へきれき)」という。このコメをTPPにつぶされてたまるか。参院選挙の野党共闘、選挙区で勝利した東北などからの静かな叫びがきこえてきた▼「おいでまい」の讃岐でも野党共闘は花開いたではないか。全国唯一共産党候補を推した選挙区で社民党支持者、民進党代議士後援会員から「田辺にいれたで」といまでも声がかかる。共産党県委員長と民進党県代表とのあいだで「〇四年共産党新綱領の趣旨に従い」結ばれた確認書が働いている。市民と野党の「共闘憎し」でありとあらゆる策動をすすめる「アベ政権」と四つに組んだ力勝負、これからが知恵と力のしぼりどころだ。(民主香川から)

投稿者 はねだ鉱造 : 2016年09月15日 18:46

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