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2016年07月08日

残り時間全力挙げて


 「どうもしっくりこない」という。アベノミクスはいうこととやってることが反対だと話してくれた有権者が「最終盤情勢」記事を見ての声だ。「もう期日前投票してきたよ。新聞のとおりの選挙結果だったら、おれの票は死票になる。よく考えて入れたのに」という。
 地元紙は「選挙区、比例代表いずれも40%以上が投票先を『まだ決めていない』としており」と断りを入れつつも、自公勢力が「3分2強まる』と大見出しで報じる。それも6日、7日と連続で大活字で「自民優位」をはやし立てているとしか思えない報道ぶりである。その影響力は侮れない。
 本社世論調査の集計データに取材で得た情報を加え、分析したと前置きしてここでの大々的に「現職安定」、「野党共闘、半数支持せず」とくる。有権者をどこへ連れて行きたいのか、40%を越える人たちは、それをどう見るだろうか。
 5日付けの「主な候補者ルポ」、野党統一候補・田辺健一候補は街頭園演説に「朝からパワー全開だ」、野党共闘の影響もあって社民党の会合にも参加、個人演説会も増え共産党、民進党、社民党党幹部がともに訴えを重ねる。野党共闘の前進をリアルに報じている。
 公示前には香川選挙区各政党の思惑というテーマを立てて、野党共闘のを特定の党や政治家の視点からとらえた連載をしていた。なかなか進行しない共闘の困難さを描きたいような記事であった。有権者のこの選挙にかける「野党は共闘して」の思いが実って香川選挙区での画期的な共闘が実現した。
 この日の記事にはその後の共闘前進がリアルにとらえられていた。おして7月8日も朝から雨の丸亀市民会館前で、「選挙に行こう」「タナベ、タナベ」という有権者のコールをうけての熱のこもった街頭演説があった。
 一方、7日付けの現職候補ルポは「公示後の運動の柱」「会社訪問は約80社に上る」とあって、こちらは有権者に直接は見えにくい様子がルポされている。
 
「選挙に行こう」「比例は共産党」「選挙区はタナベ」 
暮らし守政治をして欲しい、憲法はあっもってこそーと願っている有権者に残り時間すべてを使ってこの声を届けよう。

投稿者 はねだ鉱造 : 2016年07月08日 22:24

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