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2015年07月07日

「みんなの健康」2015年7月号から

戦後70年の夏です。7月4日、高松空襲から8月にかけては6日、9日のヒロシマ、ナガサキ、8・15とつづく平和の季節です。ところが草の根でも国会でも日本を戦争する国にしようとする「戦争法案」が焦点になっています。熱い論戦の真っ最中です。「戦争させない」「9条壊すな」の平和の発信を圧倒的につよめるときです。。
 国会で審議中の戦争法案について衆議院憲法審査会に招かれた憲法学者3人全員が「憲法に違反する」と意見を述べました。これを受けて世論がわきました。たまたま徳島にいて見た地元新聞は「憲法は国の最高法規である。これに反する法律が無効なのは、改めていうまでもない。法案の正当性が根底から揺さぶられているのだ」と書き、政府、与党に「廃案も視野に考え直すべきだ」と迫っています。
 全国の地方紙が「違憲でも押し通すのか」などと政府批判を展開しています。大手メディアも朝日は社説で「安保法制」について安倍晋三首相の願いを成就させてるわけにはいかない、と書き、毎日は「とても同意できない」として厳しく問題点を指摘しています。
 国民の「戦争法案はダメ」の声や運動も日増しに広がっています。
 といっても安倍総理が法案自体に「平和安全法制」とだましの看板を掲げてしゃにむに押し通そうとする姿勢を諦めたわけでありませません。
 いくら看板だけ平和といっても「アメリカの戦争に自衛隊をだす」、「戦争にカジを切った」ことは審議の中で見えてきています。「平和主義を真っ向から否定し、日本を戦争国家へと変貌させる『戦争立法』」と民医連(全日本民主医療機関連合会)が声明で述べているこの法案を国会で通させるわけにはまいりません。
 「戦争法案は通させない」「9条を守れ」の草の根からの声、運動をつよめて展望を開く正念場にさしかかっています。(はねだ)
 

投稿者 はねだ鉱造 : 2015年07月07日 06:08

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