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2015年05月14日

太鼓台(15・5)

麦秋。国道32号沿いに池の堤から飯野山を眺める景色だ。さすがうどん県といいたいところだが、農家の庭先で聞く声は「来年からは麦はもうつくれんなあ」だ。昨年来のコメの暴落につづいて、麦は補助金が切られ成り立たなくなるという▼田植えがはじまるとさぬき平野は青々とした水田にかわる。放棄された田んぼの見たくない姿をあちこちに抱えながら。農家切り捨ての農政改革とたたかう「髙松農民組合(仮称)設立&情勢学習会」が16日開かれる。TPP促進の悪の権化・安倍内閣に立ち向かう希望を開く動きだ▼戦後70年ももう5月だ。悪の権化は戦争立法を急ぐ。「辺野古に基地は不可能」と述べた翁長沖縄県知事の強い意志は共感を呼ぶ▼香川大学宮脇町キャンパスに又信戦没学友慰霊之碑が4月に除幕した。経済学部の前身髙松高商の学徒出陣戦死者を忘れるなの声がいま実った。高さ3㍍庵治石の見事な石柱である▼90歳代、戦争体験者たちが幕を落とした。その一人・末広春海さんが「戦死者の半数以上が餓死者であった。命を大事にしない日本軍」と話した。このモニュメントのテーマは水、命の水が循環する水路が仕掛けてある。メディアにのらなかったが、この年春のいい仕事である。これからの7ヶ月余やるべきことは多い。(民主香川・太鼓台)

投稿者 はねだ鉱造 : 2015年05月14日 11:30

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