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2015年01月29日

丸亀市庁舎などの建て替え問題の審議会はじまる

 丸亀市市庁舎等整備審議会が1月26日はじまりました。新市役所の建設場所について市は審議会に☆合併協定書にもとづき国道11号より南で建設☆11号より北で土地を買い建設☆現在の場所で建設☆市民会館、警察跡地、旧消防庁舎敷地を使って建設ーの四案を提案しました。そして市民会館をどうするかなどとあわせて2月中に市民アンケートをとることについて、了承されました。
 私、刎田鉱造は昨年、この審議会の公募委員に応募しましたが採用されませんでした。その際提出した文章が次のものです。

 市庁舎の整備は進めるにあったては丸亀市としてのまちづくりが前提になる。
 2006年の合併協定に示された場所の通りにすすめるのか、それ以外の所に建設するのかをクリアしなくていけない。
 綾歌町を市のまちづくりでどう位置づけられるかがが大変気がかりである。
 綾歌町には髙松ー琴平を結ぶコトデンの駅が二カ所ある。並行して国道32号線が東西に走っている。交通は至便である。しかも手頃な文化会館、アイレックスがあり、図書館もある。少し山側には健康福祉センターがある。さらに温泉施設・湯舟道、綾歌森林公園ログハウス(多目的研修棟)、畦田キャンプサイト、運動公園(テニスコート4面)が綾歌3山にはある。国史跡・快天山古墳も忘れてはいけない。
 こうした市が持つ財産を生かして綾歌地域を市の文化、健康推進拠点とする。
 文化については、使いやすい施設アイレックスを中心に各コミュニティーセンターなどを利用して市民的な文化活動を積極的に応援する。音楽活動はいまでもアイレックスは人気の会場だし、空き店舗ではなく空き農家をアトリエや工房にしているアーチストもいる。作品制作の場として役立っている。作品発表には民間のギャラリーなどとの連携も可能だし、レオマには元美術館もある。文化推進はまちづくり、賑わいづくりの柱の一つになる。
 健康では健康課のイニシアティブでウオーキング・コースを考える。平地では旧金比羅街道を中心に安全で楽しいコースがいくつもある。ハイキングなら森林公園に初心者からベテランまでそれぞれ向きのコースがある。富熊のコースや飯野山も人気がある。
 健康年齢を押しすすめるこの活動は高齢化の進んでいる綾歌町で地域包括ケアを積極的に楽しくすすめることになる。
 まちづくりにを計画的に推進する上で不可欠なものがある。ポイントは新庁舎を中心にした各拠点を結ぶ公共交通の充実が必要である。コミュニティーバスも含めて頻度の高い使いやすいダイヤと手段がいる。ここは市がリードしてすすめていくことが大事と思う。
 また綾歌では野菜、モモ、菊、コメと地域の主な農業生産をどう支援するかも視野に入れたい。例えば荒廃が目立つ耕作放棄農地を非農家に活用してもらう方策が考えられないか。農地中間管理機構や農業委員会、土地改良区などとの連携が必要なこと柄だが、検討課題と思う。
 積極的に地域まちづくりを提起することで新庁舎の整備問題を防災だけでなく市民協同で明るく解決していくことになる。

投稿者 はねだ鉱造 : 2015年01月29日 17:25

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