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2014年01月13日
ふに落ちないコラム
けさ(13日)の新聞、毎日と四国、ふに落ちない大きなコラムがある。毎日は山田孝男さん「風知草」、四国は田勢泰弘さん「愛しき日本」。
どちらも都知事選、細川氏出馬がについて書いている。中身は細川持ち上げである。どちらとはいわないが一方は歯の浮くような、片方も上手に。これ以上ない持ち上げ方、恥ずかしいほどだ。そして山田さんは細川出馬で「都民は文明史的選択に臨める」という。田勢さんは安倍自民は「大変な窮地に立つことになった」「国のかたちを問う選挙になる」とおっしゃる。
ふに落ちないのはなぜ細川だから「文明史的選択になるのか。国のかたちを問う」のかである。
キーワードが脱原発としても今のこの国の政治を首都の選挙で考えるとき、しくじった元首相が脱原発を掲げたからといってメディアの世界で高名な両氏が、これほど大騒ぎしなくてはいけないのか。一方の方はもう勝負あったとばかりに副知事人事にまで踏み込んでみせる。
原発でも社会保障や都民福祉でも安倍政権に対する態度でもきちんと訴えている宇都宮けんじさんの姿が目に入らないふりをして、こんな文章を書く。ついだれに頼まれて、なんていいたくなる。
投稿者 : 2014年01月13日 19:38