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2013年12月14日

消費税8%実施撤回を求める請願を不採択

国に対し「消費税8%実施を撤回させ、増税中止を求める意見書」の提出を求める請願

2013年 11月1日

丸亀市議会議長国方功夫殿
           新日本婦人の会丸亀支部支部長    細谷国子
                所在地丸亀市北平山町1-8-22

国に対し「消費税 8%実施を撤回させ、増税中止を求める意見書」の提出を求める請願

【請願趣旨】
日頃から丸亀市民の生活向上のためご尽力いただいていることに感謝申し上げます。
安倍首相は10月1日、消費税率05%を2014年4月から8%に引き上げる決断をしたと発表しました。増税中止を求める国民世論を無視した暴挙に強く抗議し、その撤回を求めます。
国民には大増税、大企業には大減税というあまりにもひどいやり方に、「増税されたら暮らしていけない」「被災地が切り捨てられた気がする」「商売ができなくなる」など、国民から不安と怒りが噴出しています。
「経済指標を見て判断した」というものの、改善しているのは大企業の数値だけです。10月1日から、今でさえ低い年金支給額が1%(3年間で2.5%)減額され、ごま油や清酒、乳飲料、輸入小麦など物価は軒並み値上がりです。すでに弱り切っている勤労世帯や商店、中小企業に8兆円もの大増税を覆いかぶせるなら、暮らしも営業もまったく立ち行かなくなり、日本経済への打撃ははかりしれません。増税の影響を真剣に考えるというなら、中止しかありません。
同時に首相が発表した5兆円規模の経済政策は、企業の設備投資や研究開発への減税、法人税減税、大型公共事業の追加です。さらに復興特別法人税を1年前倒しで廃止する(1兆円)など、あくまでも大企業優遇の政策です。
国民の社会保障を今後も次つぎ切り捨てる政府・与党の計画をみても、大企業への大盤振る舞いをみても、消費税増税が社会保障のためでも、財政再建のためでもないことは、いよいよ明らかです。
私たち新日本婦人の会は、消費税増税中止の一点で、日本列島のすみずみから多くの団体・個人とともに運動と共同を発展させ、増税を中止に追い込むために全力をつくす決意です。
なにとぞ市民の代表である議員のお一人お一人の皆様が市民の切実な悲鳴をお聞き届けいただき「市民の暮らしと生活を守るため」丸亀市民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与える消費税増税を中止させるために多くの市民と一緒にがんばって頂くことをを強く求めます。

以上の趣旨から下記事項について請願いたします。

一、「消費税 8%実施を撤回させ、増税中止を求める意見書」を採択し、政府に送付
していただくこと
<意見書>(案)

内閣総理大臣安倍晋三殿

「消費税8%実施を撤回し、増税中止を求める意見書」
【意見書趣旨】

貴殿は10月 1日、消費税率5%を2014年 4月から8%に引き上げる決断をしたと発表しました。増税中止を求める国民世論を無視した暴挙に強く抗議し、その撤回を求めます。
国民には大増税、大企業には大減税というあまりにもひどいやり方に、「増税されたら暮らしていけない」「被災地が切り捨てられた気がする」「商売ができなくなる」など、国民から不安と怒りが噴出しています。
「経済指標を見て判断した」というものの、改善しているのは大企業の数値だけです。10月1日から、今でさえ低い年金支給額が1%(3年間で2.5%)減額され、ごま油や清酒、乳飲料、輸入小麦など物価は軒並み値上がりです。すでに弱り切っている勤労世帯や商店、中小企業に8兆円もの大増税を覆いかぶせるなら、暮らしも営業もまったく立ち行かなくなり、日本経済への打撃ははかりしれません。増税の影響を真剣に考えるというなら、中止しかありません。
同時に貴殿が発表した5兆円規模の経済政策は、企業の設備投資や研究開発への減税、法人税減税、大型公共事業の追加です。さらに復興特別法人税を1年前倒しで廃止する(1兆円)など、あくまでも大企業優遇の政策です。
国民の社会保障を今後も次つぎ切り捨てる政府・与党の計画をみても、大企業への大盤振る舞いをみても、消費税増税が社会保障のためでも、財政再建のためでもないことは、いよいよ明らかです。
丸亀市民の代表で構成している丸亀市議会といたしましても市民の切実な悲鳴を聞き、「市民の暮らしと生活を守るため」丸亀市民の暮らし、地域経済、地方自治体に深刻な打撃を与える消費税増税をなんとしても中止することを強く求めます。

以上、地方自治法
99条の規定にもとづき、意見書を提出します。

この請願は12月12日(木)の丸亀市議会総務委員会で審査され、請願者の陳述もうけて、総務委員・三宅真弓委員長、加藤正員副委員長、多田光廣、高木新仁、内野俊英、横川重行各委員のうち横川さんが採択に賛成した以外の反対で不採択が決まりました。

投稿者 : 2013年12月14日 16:22

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