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2013年09月29日
高松の8・15、戦争体験を語りつぐ集いから
高松での「第234回 8.15戦争体験を語りつぐ集い」は沖縄平和ガイド・大島和典さんを講師にいつもより広めの会場で開き120人近くが参加し盛況でした。
「『戦(いくさ)』と地続き… ~沖縄の基地の現状~」をタイトルに嘉手納のDVD映像も駆使して日米安保のいまを語りました。
大島さんは元四国放送プロデューサー、退職後、沖縄に移り住み平和ネットワークでガイドしています。〇五年にビデオ「辺野古の闘いの記録」でJCJ賞(市民メディア賞)を受けています。
大島さんは、非暴力で海からアピールする辺野古の闘いを通じて見えてくる「日米安保の姿」を描き出しました。現地のテントでの座り込み、それを支える全国からのさまざまな支援、闘いのひろがりがいかに大切かを訴えました。
また「沖縄は基地がなければ生きていけないか」と問いかけ「県民所得のうち基地関係は5%」とのべ。基地が沖縄を困難に陥れている数字をつぎつぎと示して基地をなくしてこそ沖縄経済、沖縄の暮らしが発展すると話しました。
オスプレイが普天間上空で約束したルールも守らず訓練飛行しているのが実態で、同じことがオレンジルートと称する四国の中でも行われるのは間違いないとと全国に広がる
危険を示し「沖縄から日本が見える。ぜひ沖縄に来てほしい」と呼びかけました。
会場とのやりとりの中で染色をしているという女性が「私にとっては沖縄は夢の島、あこがれの島です。民芸として美しいものだけを求めてきました。でも基地をみてこわいと思っていたら今日のお話は知りたっかたことでした。民芸の仲間一〇〇人と一緒に大島さんのガイドで行きます」と話し拍手がわきました。(ジャーナリスト666号、13・9・26から)
投稿者 : 2013年09月29日 19:01