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2012年11月15日

太鼓台(12年11月)


 「 〽ゲンパツイラナイ」「〽サイカドウハンタイ」「〽イカタハアブナイ」「〽イカタヲトメロ」「〽コドモヲマモレ」よく通る声が響きわたる。11・11、雨をついて高松三越から四国電力本社を一周する長い列が続く。あげた声がどこまで届いているか▼毎週の金曜日と同じくこの日もリレートークがはじまった。「金曜日の暗くなった電力通用門からこのごろ『ご苦労さん』の声が返ってくるようになったよ」と毎回参加のおじさん。電力本社前はテレビ局だがこちらからは今回も音なし、姿なし▼「私を産んだとき母親は『手はついているか、足はあるの』と声を上げた」とヒロシマで胎内被曝のピアニスト。いまフクシマの事故から、なによりも内部被曝からこどもを守ることが大事と医師がマイクで語りかける。「ただちに原発ゼロへ」が津々浦々でこだました▼追い詰めよう。大きな音にしか聞こえなかった野田首相を話し合いの場に引き出した声の力をいまつよめて。総選挙をとなえてTPP参加をマニフェストに書くという首相よ。審判の場にでてもらおう。財界がいえば応と答える政治、アメリカの傘の下にしか居たくない政治。「核兵器廃絶はむり、核持ち込みあり得る」とヒロシマでのたまうやからも同類だ。「〽ソンナセイジハイラナイ」。 (民主香川、太鼓台から)

投稿者 : 2012年11月15日 13:36

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