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2011年12月15日

11年12月 太鼓台

白い山茶花(サザンカ)が美しい。わが家の近くに樹齢二百年ともいうサザンカの巨木がある。道路拡張で危機に瀕したが屋敷の主の決断で生き残った。盛りとばかり花をつけながら白い落花を木の下に敷き詰めている。まち中に赤、白、ピンクが映える冬の花だ▼田んぼに水・環境保全と書いた看板が立っている。コスモス畑が目につく。こちらは冬枯れであわれである。農地・水環境保全対策事業の成果であるが、簡単に言えば減反で農地があれるのを防ぐためだ。本来は秋に黄金の稲穂が実る良田一面にコスモスでは似合わない。群れずに咲いてこそ可憐な花なのに▼無残なコスモス田んぼはTPPの行く末を暗示しているようだ。二千五百年にも及ぶ日本列島の水田農業をいま出来の市場原理主義で破壊してよいものではない。ここは知力の勝負だ。腕力が強ければなにごとも押し通せるとするやからに対して讃岐言葉で言うカバチの限りを使ってたたかおう。人の心をとらえるのだ▼並の理屈に合わないことも「改革」の一言でかたづけて金儲け一筋、握った金を投機に回し戦争に使う。いまの世を牛耳る勢力「アメリカ」「財界」にものの道理をわきまえさせるには何がいるのか。春に先駆けて讃岐路には水仙が香る。この花の姿のように一茎一花を
尊いと考える。思想闘争を仕掛けるときだ。(民主香川から)

投稿者 : 2011年12月15日 21:21

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