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2011年06月15日

太鼓台(11年6月)

日刊しんぶん赤旗をすすめる。「新聞をあまり読まない。ネットで大概のことはわかるから」とかえってくる。インターネットを開いてみる。きょうのニュースが並んでいる。クリックするとニュースの中身が簡単に出てくる。最後に(○○新聞)と表示される。お金はかからない▼商業新聞は月極で三千円ちょっと。インターネットは接続業者・ブロバイダへ払いが三千円中心、低いところで二千六百円、高くて三千六百円。ネットで見られる映像・動画も音楽もゲームも大半はお金がいらない。大新聞のニュースや解説はおまけ扱い▼新聞協会の数字では、ここ十年で新聞の発行部数は四百三十八万部減った。「新聞を読まなくても情報には苦労しない」。その流れの中で「しんぶん赤旗」も苦戦をしいられている。しかし新聞社が取材して記事をつくる仕事、つまり情報はタダではないのだ▼グーグルやヤフーはどこからお金を生み出しているのか。広告である。ニュースが広告のだしされているのだ。商業紙はただでさえスポンサーに逆らえない。それがおまけ扱いだ。言論は死にかけている▼知識を広げ、人と人の絆をつくり豊かにするインターネットの世界をなりふり構わぬ利潤追求だけにしてはいけない。読者以外に依拠するところがない、国民共同の日刊「しんぶん赤旗」が流れに抗してその存在を大きくする。一部から二部から積み重ねて民の声広げよう。 (民主香川から)

投稿者 : 2011年06月15日 19:43

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