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2010年11月19日

11月太鼓台

師走というが、霜月も結構あわただしい。師が走るでなく時間が走る。酷暑のあとだけに過ごしよいとなると、地域のイベントが目白押しだ。「ふるさと祭り」「コミュニティー祭り」ふるさと探訪のウオーキング、市長相手のタウンミーティング…▼ミーティングの最初の話題はイノシシ。国道で車にはねられた。まちなかに現れて捕り物になった。土器川や金倉川を通ってくるという。実りはじめた稲田で暴れ、簡単な柵なら下を掘って野菜を荒らす。里山に人の手が入らないことには駆除では解決しない▼実りの秋もコメ三十㌔六千五百円、いや六千円が相場だという。JA支店でしゃべっていたら「それは六十㌔の値段だよ。岡山からどさっとその値段で運んでくるんだ」そうだ。「戸別保障をもらうのだからその分安くしろ」と買いたたかれる▼愚痴る暇もなく讃岐の田んぼではレタスの出荷が始まっている。相場は? そこへTPPだ。「貿易自由化に乗り遅れるな」と経団連の主張そのままに新聞、テレビが騒ぐ。「農業は保護されすぎている」「専業農家も兼業農家も平等に支える仕組み」がいけないと▼いま田んぼで汗を流しているすべての人がちゃんと食えてこそ日本の農業が生き返る。「TPPに断固反対しましょう 日本共産党」のビラをヒロナで農機具屋さんと話している人に渡した。「味方はここしかない」と声がかえってきた。(民主香川から)

投稿者 : 2010年11月19日 20:06

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