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2010年08月13日
108太鼓台
百歳はつらいよ。この夏の過ごしにくい暑さ、それに輪をかける「百歳ゆくえ不明者」報道である。高齢者の生きづらさをつくりだした福祉の貧困が始まったのはいつか。一九八三年、老人保健法施行、老人医療費の有料化である。二〇〇八年には後期高齢者医療制度の開始で、七十五歳をこすと姥捨て山に捨てられることになった▲七三年の七十歳以上の医療費無料化制度の創設は革新都府県政と全国の運動、たたかいが実ったものだった。香川では六十八歳、六十九歳医療費が無料になっていた。先進県だった。後期高齢者医療制度は昨年夏の総選挙で廃止と決めた。ところが民主党政権は逃げまくっている。これを追い詰めるのが県レベルのたたかい、知事選だ▲いま熱いもう一つの大事がある。小中学校を三〇人学級にすることだ。県レベルで勝ち取ってきた少人数学級だが、ようやく中教審も提言を出し、少人数学級の必要性を追認する動きになった▲だが香川は全国で最後まで四〇人学級にこだわっている遅れた県だ。しかも教育予算を削るため強引な手法で小中学校の統廃合や小中一貫校をつくろうとしている。このまま県民がストップをかけなければ今後、小学校三〇、中学校六校がなくなるという。わが町を衰退させない、子どもたちと地域の暮らしを守るためにも、ただ一人三〇人学級実現を掲げる候補・松原昭夫さんで香川知事選挙がんばろうではないか。
投稿者 : 2010年08月13日 16:55