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2010年07月15日

一〇年七月、太鼓台

ワールドカップと野球賭博、この一ヶ月間テレビと新聞を賑わした。同じ一ヶ月間でみると消費税増税問題が暮らしの大問題だ。しかも国政選挙の真っ最中である。ふさわしい報道と解明がされたかどうか。テレビや新聞紙面に表れた量だけでいっても疑問が残る▼選挙情勢についての世論調査で「支持層以外への広がりがない」という表現がある。根拠が示されているわけではない。読者や視聴者に「そうか。では広がりがあると言われた人の方が良さそうだ」と思わせる効果はある▼「消費税は争点とはいえない。対立軸ではない」。メディアのこの問題への最初のスタンスだった。政権党と有権者、国民の暮らしとの間では最大の争点なのだが…。そのことは論戦で追い詰められた民主党が得た議席数ではきっりしている▼政治は混迷という。第三極をねらって出てきた諸党、それぞれに思惑がある。理念もあるかもしれないが、果たした役割は煙幕の一種と思う。こういう仕掛けとメディアの悪巧み、同じスポンサーが控えていそうだが、その仕組みをどう突破していくか▼煙幕や仕掛けの向こうに彼らが隠したい真実がある。それをだれの目にも見通せるようにする方法はひとつある。若さあふれる知恵と力で、国民共同のしんぶん「赤旗」を文字どおり国民共同の大メディアに成長させることだ。(民主香川から)

投稿者 : 2010年07月15日 09:37

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