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2009年03月28日
飯山・綾歌の循環バスで申し入れ
申し入れ
2009年3月27日
丸亀コミュニティーバスについてご検討頂きたいことがあります。
現在運行中のコミュニティーバスは利用者も若干増加しているようです。さらに市民の利便性を考えた路線改善案が作られていると聞いています。しかし二〇〇七年秋の大改悪で市内南部地域(飯山、綾歌)の公共交通空白地域が大きく広がりました。高齢者、免許証返納者や障害者、園児、児童、生徒など交通弱者は難渋を極めております。
「高齢化した現在の生活者は交通の手段としては貧しくなっていると思う。綾歌町時代にあった『お出かけバス』がなくなって困っているお年寄りが多い。また走ってほしい。若い人に言うのが気兼ねで送ってもらうのがつらいとか。タクシーは高いし…。」昨年春綾歌町・岡田コミュニティー祭りでのアンケートに寄せられたこの声をみても事態ははっきりしていると思います。
隣のまんのう町ではデマンド型乗合タクシーの実証運行が今年秋から始まることになっています。
そこで丸亀市として次のことを検討する場を市民参加でつくって頂きたいのです。
デマンド型バスまたはタクシーを市内公共交通空白地域に走らせることを具体化するための検討委員会を早急に発足させることです。
現在走っているコミュニティーバスとデマンド型の交通手段をを組み合わせることでコミュニティーバスの利便性と採算性を一段と向上させることが可能になります。市民のニーズに応えることができるだけでなく新しいニーズを掘り起こします。財源的なことでは「ふるさと雇用再生特別交付金」の対象事業
としてあげられている「高齢者、障害者、育児従事者当外出困難者向けデマンドバス運行を行う事業」委託を活用するならば地域再生、雇用確保にもつながります。
さらにデマンドシステム構築の初期投資も複数の事業者がかかわり費用軽減が進んでいるという情報もあります。
私たちはこの間四国中央市の調査、丸亀市生活部との話し合い、各コミュニティーでの話し合いなど公共交通空白地域をなくすために取り組みを強めてまいりました。この経験から今の時期の市としての政策展開を強く求めます。
どうぞ意のあるところお汲み下さいますように強く申し入れます。
飯山・綾歌市民有志
新井哲二市長殿
投稿者 : 2009年03月28日 18:13