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2008年08月09日

8月太鼓台

「6月ごろからはお米の売れ行きは悪くなるものだ。ところが今年はスーパーでも売れ行きが増えているという。パンよりご飯が安くて美味しいからや」。わがまちの米作農家の話である。彼は茄子も市場に出している。「値がさえない」という。需要と供給からいってこんな値ではないのに「スーパーが押さえている」▼桃栽培農家は「スーパーが桃を目玉商品にして安く売るから値が押さえられて困る」という。ガソリン高騰、食用油、輸入小麦の高値の中で農家の苦戦ぶりはひときわ目立つ。そこへ猛暑である。秋、米の出来が心配である▼ガソリンの毎月値上げ異常だ。投機資金とやらが参入した先物相場いまは下がり気味なのに、消費者に高値を押しつけ、集めた金をさらに投機に回しているとしか思えないのだ。投機資金を出しているのは誰か。お金に名前つけて見せてもらわないと。▼物価は上がるが、年金などの物価スライドアップは機能しない。国保介護保険料、後期高齢者保険などの値上がりは消費者物価指数に反映しないという。生活直結の野菜の値段は「市場」の名で抑え生産費すら出せないほどだ。新自由主義経済が市場原理主義だというのなら、その「原理」はお金で市場を儲けのために操ることとしか見えない。まさに不正義の資本主義、暴走中である。(「民主香川」から)

投稿者 : 2008年08月09日 10:43

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