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2008年03月12日

3月、太鼓台

丸亀市内の小中学校の先生200人から集めた「学校規模、学級人数、通学距離のアンケート集計表」を見た。「香川県では、一学級40人を学級編成の基準としています。授業を効果的にするには一学級何人ぐらいが適切か」の問いに99%の先生が35人以下学級と答えている▼「26人~30人」が1番多9.5%。「一人の担任で目が届き、指導できるのは30人まで」「学習や学級活動で多様な考えを出したり個性を生かしたりするには丁度いい」(小学校)「集団での協力や競争関係を保ちながら一人一人に目を向ける事ができる人数」(中学校)というわけだ▼丸亀市立学校適正配置検討委員会、つまり小中学校の統廃合を視野に入れた委員会がある。この委員会の公募委員になった市民が先生方の意見を聞きたいと主張したことがアンケートに実を結んだ▼ 香川県は「小中学校の望ましい学校規模について(指針)案」(20年2月)を出している。小規模を理由に統合を進める方向だ▼「ずっと30人学級にと声を上げている」「30名程度にしてクラス数を増やす。細かい指導ができると思う」「数値だけでなく地域の学校であることを大切に」「学校再編でなく地域に根づく学校を」。「地域の特性、住民の意識を十分に考え、安易な統廃合は避けるべき」。丸亀アンケートから読み取れる先生方の声である。香川の教師にエールを送ろう。
(民主香川3月16日号から)

投稿者 : 2008年03月12日 20:16

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