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2008年01月14日

再び容り法について

丸亀市は綾歌町の住民が長年取り組んできたプラスチック容器包装を資源として分別収集してきたのをやめて「可燃ゴミ」扱いにして有料化しようとしています。このことについてもう一度考えてみましょう。
 まずゴミを分別して資源化・リサイクルしていたのを「ゴミ」に戻して燃やしてしまおうというのですから乱暴です。プラスチックを燃やせば、重金属や未知の素材も含まれているからどんな毒が出てくるかわかりません。当然CO2も大量に発生します。地球環境を守る・温暖化防止に逆行します。
 市はプラスチックを燃やして発電するのを「サーマルリサイクル」といって国も認めているといいますが、ゴミ発電はエネルギー回収効率がよくないのです。
 今の容器リサイクル法では集めた資源化対象品の収集・運搬・保管の費用が自治体負担になっています。レジ袋やトレイやペットボトルをつくった事業者の負担は再商品化費用だけです。分別・収集費用は事業者負担にすることを自治体はずっと求めてきました。丸亀市は市民と一緒に法改正を求めるのがこの問題を進めるまとううな道と思います。
 「費用負担がいやだ」とか、ましてや「分別しなくてすむようになるから市民の負担は軽くなる」とか、どの口で言っているのかと思う。
 市民の負担は有料袋を買わなくてはならない分重くなるのが実際のところであります。


投稿者 : 2008年01月14日 18:35

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